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ベトナム戦争の映画撮影のため、三人のハリウッドスターがベトナムのロケ地に集合した。
 
かつては人気アクション俳優だったタグ・スピードマン(ベン・スティラー)。
 
人気シリーズだった作品も打ち止めとなった後は、賞狙いで知的障害のある役を演じるも散々の評価。
 
彼は戦争大作「トロピック・サンダー」で、返り咲きを目指していた。
 
 
同じく下品で下ネタ専門のコメディ俳優ジェフ・ボートノイ(ジャック・ブラック)。
 
コメディ以外でも活躍できることを証明するため、それまでのギャグを封印してシリアスな役に挑む。
 
 
またオスカーを5度も受賞している、演技派のカーク・ラザラス(ロバート・ダウニー・Jr)。
 
役作りに異常な執念をみせる彼は、なんと皮膚整形をして本物そっくりの黒人になりきっていた。。
 
 
そんな3人をはじめとして撮影に臨むが、ドタバタ続きの上、なんとクランクイン5日目で予算オーバーに陥ってしまう。。。
 
諦め切れない監督は東南アジアのジャングルで撮影を強行しようと、彼らをジャングルに放り込む。。
 
しかし、そこは現地の麻薬密造組織が支配する、本物の戦場だった・・・
 
 
アメリカ軍と勘違いされた彼らの運命は・・・
 
そして、大作「トロピック・サンダー」の行方は・・・
 
 
 
主演のB・スティーラーが製作・監督・脚本の4役をこなした「おバカB級コメディ」
 
自己主張の強い役者たちが映画撮影と信じているが、いつのまにか本物の戦争に巻き込まれていきます。
 
最近はファミリー向けの「ナイト・ミュージアム」のヒットが続き、毒のある笑いが薄くなったB・スティーラーでしたが、今作は復活してます(笑)
 
戦場が舞台ということでグロいシーンも多いし、下品なギャグも多いし、皮肉めいたセリフも多いです。
 
しかし、こんな「くだらん」作品ですが、なんでも製作費は90億円と莫大で、アクションシーンや爆破シーンは「普通のアクション映画以上」の迫力でした。 ★★
 
凄いですね、ハリウッド映画って。