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アメリカのニューヨーク。
 
デイヴ(アーロン・ジョンソン)は、コミックオタクで、スーパーヒーローに憧れる平凡な高校生。
 
恐喝や暴行などが溢れる街で、誰もヒーローになろうとしない事に疑問をもった彼は、自分が本物のヒーローになろうと思い立つ。。。
 
ネットで買ったツナギのスーツを着てヒーロー活動を開始する。。。
 
しかし、特殊能力も武器も無く、訓練さえもしていない彼は、当然あっさりと街の不良どもにやられてしまう。。
 
それでも懲りずにパトロールを再開するデイヴ。
 
あるとき彼は3人組に襲われていた男性を救い、その模様を撮影していた見物人から名前を尋ねられた際に、自らを「キック・アス」と名乗った。。。
 
動画はやがてYouTubeにアップされて、彼はニューヨーク中に知られるようになっていく。。。
 
そんなある日、クラスメイトのケイティ(リンジー・フォンセカ)から、彼氏が麻薬の売人により悩まされていることを聞き、デイヴは「キック・アス」に相談すると約束する。
 
さっそく彼は「キック・アス」に変身し、その売人のアパートに乗り込むのだが、当然返り討ちにあう。。。
 
その時、ピンチを救ったのが、まだ小学生の女の子「ヒット・ガール」(クロエ・グレース・モレッツ)とその父「ビッグ・ダディ」(ニコラス・ケイジ)と名乗る、同じようにヒーローコスチュームを着た父娘だった。。
 
2人は瞬く間に麻薬の売人たちを倒していった。。。
 
元警察官だったダディは、自分を陥れ、妻を自殺に追い込んだフランク・ダミーコ率いる麻薬犯罪組織を壊滅させるため、娘のミンディもに格闘技・銃・ナイフなどあらゆる戦闘技術を叩きこんでいたのだった。
 
一方、怒り狂ったダミーコは、売人たちを全滅させたのは「キック・アス」であると勘違いし、部下に彼を殺すよう命じたのだった。。。
 
 
果たして、「キック・アス」は無事でいられるのか・・・
 
そして、「ヒット・ガール」と「ビッグ・ダディ」に待ち受ける運命は・・・
 
 
 
いやぁ、面白かったです、この作品。
 
あの「しゃべくり7」というテレビ番組で「くりぃむしちゅう」の有田さんが、おススメしてて知ったのですが。
 
デイヴはヒーロー志望だが、スポーツやケンカは苦手そうだし、気弱だし、単なるアニメオタクの普通の高校生。
 
それが、「キック・アス」のコスチューム(それもかなり安っぽい)を着たからってヒーローになったと思い、街の不良どもや犯罪組織に無謀にも立ち向かい、逆にボコボコにされる始末。。。
 
そんな彼の姿は哀しくも笑える。。。
 
 
一方、豪快に敵をバッタバッタとなぎ倒すのは「ヒット・ガール」の彼女。
 
上の画像の通り、まだ小学生の彼女が、師匠である「ビッグ・ダディ」から特訓を受け、銃やナイフをもった組織の大男相手に戦います。
 
ネタバレですが、特に父親が組織の連中に殺された後は、さながら「キル・ビル」のザ・ブライトのように復讐に燃え、敵を倒していく姿は痛快でした。 面白かったです。★★★★
 
まぁ、でも最後には「キック・アス」も見せ場を作りますよー。