ケイティ（ケイティ・フェザーストン）とミカ（ミカ・スロート）は一軒家に住む、同棲中の若いカップル。
しかし、ケイティは8歳の頃から自分の周囲で起こる奇妙な出来事に悩まされていた。。。
毎晩寝付いた後に家の様子がいつもと変わっていたり、不審な物音が聞こえたりするのだという。。
恋人のミカはケイティの悩みを解決するために、夜、自分たちの家に起こっているモノを録画してやろうと、数台のビデオカメラをセットし始める。。。
ケイティは撮影することで「霊」を怒らせることになり、余計に事態を悪化させるのではと不安を募らせていた。。。
一方、ミカは彼女の忠告に耳を傾けず、自分たちの家と愛する恋人を守るため、カメラを廻し続けると決意する。
テープを回し始めて早速、2人が眠りについた後、奇妙な物音が聞こえたり、ドアが勝手に開閉したりする映像がカメラに捉えられていた。。。
そして、ついにはケイティが無意識のうちに歩きまわるという、異常な行動の記録がが残されていた。。。
果たして、これからどんな映像が録画されていくのだろうか・・・
そして、ケイティの運命の行方は・・・
約１万５千ドルあまりの低予算で製作されたにも関わらず、口コミによる話題をさらい、ついには全米興行収入第１位を記録したという、サスペンス・ホラーです。
ある若いカップルの住む一軒家で起きた不気味な現象を、ビデオカメラで撮影した映像を流す、ドキュメンタリータッチで演出した作品です。
いやぁ、面白かったです。否、怖かったです。
２人が寝静まった後、暗闇の中しばらくは静かな映像が続きます。。
「出るぞ、出るぞ」と恐怖感を引っぱり、最後のあの展開です。。
ほんと、映画って大金をかけなくても、アイデア次第で面白くなるんですね。。★★★★