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自らが「アイアンマン」であることを世界に明かしたトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)。
 
しかし、彼の「勝手」なヒーロー行為は問題視され、また「アイアンマン」は兵器であると政府から疑われ、パワードスーツの没収を命じられていた。。。
 
一方、スーツの動力源であり彼の生命維持装置でもある「アーク・リアクター」の副作用は、トニーの体を急速に蝕んでいた。
 
また、政府御用達の武器商社「ハマー・インダストリーズ」の社長ジャスティン・ハマー(サム・ロックウェル)は、新型の武器パワードスーツの製造・販売を政府から一手に引き受けようと画策していた・・・
 
そして、そのニュースを遠く離れたロシアから憎悪に満ちた目で見つめるイワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)。
 
彼は、父親がかつて勤めていたスターク社をクビになったばかりか、彼が発明したアーク・リアクターのアイディアを盗まれたと、逆恨みをしていたのだった。
 
彼もまた、自らの手で小型のアーク・リアクターを作り上げ、さらに「エレクトリカル・デス・ウィップ」という一撃で金属を真っ二つにするムチのような武器を身に付け、モナコGPが繰り広げられているトニーの前に現れた。。。
 
一方、レザースーツに身を包んだ謎の美女「ブラック・ウィドー」(スカーレット・ヨハンソン)も出現。
 
果たして、アイアンマンとヴァンコとの戦いの行方は・・・
 
そして、亡き父がトニーに残したものとは・・・
 
 
 
マーベル・コミックの人気作品「アイアンマン」の続編です。
 
前作に引き続いて観賞しました。
 
この「アイアンマン」の魅力は、ダウニー演じるトニーに尽きるでしょう。。
 
普通、ヒーローといえば、品行方正で正義を愛し、悪を憎むといった若者が多いところですが。
 
トニーは違います。
 
40代のオッサンで、ドーナツやハンバーガーなどファーストフードが好きで、オンナったらし。
 
おまけに、うじうじしたり、酒飲んで暴れたり・・・
 
そんな「今までにない」ヒーローだからこそ、幅広い観客層に支持されるんではないでしょうか。
 
 
また、今回は新たなキャストとして、ミッキー・ロークとスカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェルが参加。
 
2本の電磁ムチを繰り出し大暴れするヴァンコ役のM・ロークは、ふてぶてしく悪役を演じてます。
 
Sト・ヨハンソンは、昼間はビシッとスーツを着た秘書だが、夜はレザースーツに身を包んで登場し、初めて?アクションを演じてます。
 
S・ロックウェルも、口八丁手八丁の悪い社長役が似合ってましたね。
 
40代のヒーローの悲哀と悩み、そしてそれを乗り越えることができた新ヒーローの誕生する作品でした。★★★