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1961年4月17日、「キューバ革命」により共産主義政権へと変わったキューバ。

そのキューバのピッグス湾に、亡命キューバ人の部隊が政権の転覆をもくろんで上陸。

しかし、これを支援するアメリカ、CIA内部の情報漏れによって作戦は失敗してしまう。

世に言う「ピッグス湾事件」。

この失敗により、CIAは窮地に立たされる。。。

その数日後、作戦を指揮したエドワード(マット・デイモン)の元にCIAの内通者と敵側スパイと思われる男女が映ったテープが届く・・・


CIAの誕生をめぐり、1人の男の運命を様を描いたドラマです。

ロバート・デ・ニーロが監督、製作、出演の3役をこなし、主演はマット・デイモン、その妻役にアンジェリーナ・ジョリー。


タイトルの「グッド・シェパード」とは聖書に登場する「良き羊飼い」を意味するとのこと。

なんでも「良き羊飼い」とは羊のために自分の命をも犠牲にするというらしい・・・

ならば、国家のためにエドワードは自分を犠牲にしたと言うのか・・・


この作品、上記のようなドラマ性が高い一方、なぜキューバが現在のような状況にあるのか、アメリカとキューバの関係、当時のソビエトの影響力等々、世界の近・現代史が垣間見えます。。。

フィクションなのか、ノンフィクションなのか。。。

3時間、重厚な作品でした。★★★