仕事一筋に人生をささげ、実業家として成功を収めたエドワード（ジャック・ニコルソン）。
一方、家族のために地道に働いてきた自動車整備工のカーター（モーガン・フリーマン）。
二人は偶然、エドワードの経営する病院で同室となる。
カーターの方は見舞いに訪れる家族に囲まれ、明るく前向きに入院生活を過ごしていた。
しかし、エドワードの方はやって来るのは秘書だけで、絶えず不平不満を垂れていた。
しかし、エドワードの方はやって来るのは秘書だけで、絶えず不平不満を垂れていた。
そんな２人には何の共通点もなかった。ある一つを除いては・・・
二人のたった一つの共通点とは、共に「余命６ヶ月」の末期ガンであることだった。。。
その事実を知ったカーターは、その昔、学生時代に哲学の授業で、死ぬ前にやっておきたいことをメモしたリスト（棺おけリスト）のことを思い出し、病床で書き付ける。
同じ境遇となった二人は、少しづつだが打ち解けていく。
そんなある日、そのメモを見つけたエドワードは読んでしまう。
そして、そのリストを実行しようとカーターに持ちかけるのだった。
こうして、性格も立場も全く異なる赤の他人だった二人は、周囲の反対を押し切り病院を飛び出し、世界中へ旅に出掛けた。
果たして、二人の「棺おけリスト」の中身とは？・・・
そして、二人は無事、やり遂げることができるのか・・・
インドのタージマハルから、アフリカのピラミッド、そしてヒマラヤを周り。
また、レーシングカーに乗りサーキットでの対決やスカイダイビングにも挑戦。
「余命６ヶ月」と宣告された二人が、人生のフィナーレを飾るべく、最後にやり残したことを実現するために世界を旅する物語。
頭も良く、知識欲も旺盛で、夢も希望も持った青年だったカーター。
しかし、結婚・子育てと家族の生活を守るべく、人生の大半を自動車整備士として仕事に打ち込んだ彼。
しかし、結婚・子育てと家族の生活を守るべく、人生の大半を自動車整備士として仕事に打ち込んだ彼。
一方、エドワードは実業家として、冷徹に利益を追い求め、地位も名声も手に入れるが、私生活は決して恵まれてはいなかった。
そんな二人が、「余命６ヶ月」という現実を受け入れ、自分たちに残された人生を最大限、やりたいことに費やそうと決心する。
彼らが「棺おけリスト」を一つづつやり遂げるたびに、喜びを得て、達成感に浸り、友情を深めていくさまは心温まります。
家族を愛し絵に描いたような「真面目」「堅物」人間のカーターと「傲慢」「わがまま」なエドワード。
なんか、Ｍ・フリーマンとＪ・二コルソンは演技抜きに、そのまんまの地で出演してる感じでした。
なんか、Ｍ・フリーマンとＪ・二コルソンは演技抜きに、そのまんまの地で出演してる感じでした。
ある意味、リアリティがありましたね。
（写真のＪ・ニコルソンなんか、エライはじけてますね）
（写真のＪ・ニコルソンなんか、エライはじけてますね）
現実なら悲しくて暗い話なんですが、この二人だからこそ、明るく心温まる作品になったかと思います。★★★
さて、皆さんなら「棺おけリスト」に一体何を書かれますか？
私の場合は・・・なんでしょうね。。。