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10月18日

さて最後のツアー、「夜のパラネラパーク」へ。

この「パラネラパーク」とは、スペイン人のホセ・パロネラ氏が11年という歳月をかけ、自らの手で築いたお城と庭園です。
「天空の城ラピュタ」に似てるとも、参考にされたとも言われてるお城は、日本人旅行客にも人気スポットです。


16時、こんなお話しを聞きながら、ツアー会社のバンに乗って現地へ向かう。

18時、このツアーには途中イタリア料理の夕食がついてて、お店に入る。
メニューはイタリア料理のビュッフェ。

食べ放題ということで、お皿にぐちゃぐちゃ山盛りです。
普段は食べないケーキやアイスクリームもお代わりしましたねー。(写真2枚目)

はい、いつもの通り、腹いっぱい食べました(笑)。


19時、「パラネラパーク」着。(写真4枚目)

ここはケアンズから時速100キロぐらいで2時間。
あたりは何も無く自然に囲まれ、もう真っ暗。

真っ暗闇に浮かぶパラネラ城、見上げれば南半球の満天の星空。

写真には撮れませんでしたが、ホタルもいました!


ここで、ツアー会社「アクセス君」のガイドさんから教えて頂いた、ホセ・パラネラの「ちょといい話」を。

彼はスペインのカタロニアという田舎町で生まれたスペイン人。

1911年、24歳のケーキ職人だった彼。
幼い頃から「自分のお城を持ちたい」という夢を持っていた彼は、新聞のオーストラリアの線路工事の募集広告を見て一念発起。
オーストラリアに旅立ち、その後サトウキビを刈る仕事を始め、土地を購入・開拓、そして売却をしながら13年間も過酷な労働に耐え、青年実業家として成功を収める。

そして、その間カタロニアで待たせていた婚約者のマチルダと結婚するため、スペインに一時帰国をする。
しかし、あろうことか、マチルダはもう別の男性と結婚し、子供もいるとのこと。

ホセは悲しみに暮れるが、さすが逆境に強い?彼はその母親の勧めで、マチルダの妹のマルガリータと付き合い、やがて結婚することになりました(笑)。

二人はオーストラリアに戻り、兼ねてから目を付けていた土地を購入。

ついにホセは幼少の頃からの夢を実現すべく、たった一人の手でお城作りを始めたのです。。。

開始から11年、オーストラリアへ一人渡ってからだと24年。
彼はこの地で、自分の夢であり、子供達やみんなが楽しめる「パラネラパーク」をついに完成させた。。。

彼の亡き後もここ「パラネラパーク」は観光客だけでなく、地元の人々の結婚式にも使われたりで、愛され続けてるらしい。

私達もホセ・パラネラの夢の続きを一緒に楽しんだ夜でした。。。