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あの「ウェディング・シンガー」で共演した二人による、評判のラブ・ストーリー。

ハワイのオアフ島の東、水族館「シーライフパーク」で獣医として働くヘンリー(アダム・サンドラー)。
ある日、行きつけのカフェへ行き、朝食を摂ってるルーシー(ドリュー・バリモア)と出会う。

ルーシーの大好きなワッフルや海洋生物について話すうち、意気投合した2人は翌朝もカフェで一緒に朝食を食べようと約束する。

しかし、翌朝ルーシーの前に約束通りヘンリーが現れるが、彼女はなぜか冷たい態度で他人のふりをする。

訳が分からないヘンリー。

そんな彼にカフェのオーナーがルーシーの抱える病気についてそっと教えてくれた。

1年前の10月、彼女は交通事故に遭い、その後遺症で記憶障害になってしまった。
短期の記憶を保持することができず、一晩寝ると前日起きたことを全部忘れてしまうという。

父親のマーリンと弟のダグの涙ぐましいの努力の甲斐あって、彼女は毎日、そうとは知らずに同じ一日を1年間繰り返し生きていた。

一晩眠ると記憶が無くなる、そんな彼女に恋してしまったヘンリーは・・・
そして、二人の恋の行方は・・・



この作品は、一晩眠ると前日の記憶が消えてしまうという障害がありながら、いかにしてその障害を乗り越えれるのかを描いたラブ・ストーリー。

いつもは陽気に振舞うルーシーだが、ある日、ついに自分が記憶障害を抱えてることを知ってしまう。
(知ってしまうが、翌日になるとそのことも忘れてしまってる)

重荷になることを恐れて、付き合うことを断るルーシー。

しかし、彼女のハートを掴むために毎日、ゼロからのアタックを繰り返すヘンリー。

「記憶障害」だから、現実はとても深刻な問題。

それを前向きに、爽やかに「毎日が新しい出会い」であり「毎日がファーストキス」と発想を転換させるヘンリー。

特に後半、ルーシーに対する彼の真摯でひた向きな態度には、泣くまいと思いましたが涙腺が緩みました。。。


舞台はハワイ、アダム・サンドラーたちキャストに笑わせられるシーンも多く、お涙頂戴だけではない作品。
ハワイの景色と登場人物にも癒されます。

で、エンディングも、当然ハッピーエンドやけど、かといってまったく虫のいいラストって言うわけでもない。
これから困難なことも起こるであろう長い人生に対し、お互い向き合っていく二人を応援するようなラスト。
爽やかでした。★★★
 
ドリュー・バリモアとアダム・サンドラー。2人の共演「ウェディング・シンガー」から6年ぶりらしい。
女優ドリューはさすが、スタイル・表情ともあまり変わらない。

一方、アダム・サンドラー、あんた、ちょい太りすぎちゃうかー。
言われるまで、同一人物やとわからんかったで(笑)