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「M:i:III」     てことでお盆休みの初日、前から観たかったこの作品を観てきました。

言わずと知れたトム・クルーズ主演のスパイアクション・シリーズの第3弾。
超一流のスパイとして活躍したIMFのエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)。

現在は引退し、教官として優秀なスパイの育成に務めている。
一方、私生活でもフィアンセの看護士ジュリアとの結婚を控え、充実の日々を送っていた。

そんなある日、イーサンのもとにIMFから新たなミッションが届く。
教え子でもある女性エージェント、リンジーが悪の組織に拘束されてしまった。
さっそくチームの同僚と共に救出へ向かうイーサン。

無事彼女を救出したかにみえたが、なんと彼女は頭に仕掛けられた爆弾で死んでしまう・・・

そして、イーサンの前に国際的な闇ブローカー、オーウェン・デイヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)がが立ちはだかる。
デイヴィアンが何か取引を企ててるとの情報を得たイーサンは、彼を確保すべくバチカンへと向かうのだった・・・


果たして、イーサン達はディヴィアンを捕まえることができるのか・・・
そして、ディヴィアンが狙う「ラビット・フット」とはいったい・・・


前作Ⅰ・Ⅱに続き、「不可能な任務」=「ミッション:インポッシブル」に挑むイーサン・ハント。
ここで、復習。

確か、「Ⅰ」ではミッション遂行中にメンバーが次々と殺されていき。
なんとか一人逃れたイーサンだが、彼は内通者だと疑われてしまう。
IMFにいる本物の裏切り者を暴くために新たなメンバーとともに立ち向かうイーサン。
ヨーロッパを舞台に、サスペンスタッチのストーリーもいかにもスパイ映画で面白かった。
また、宙吊りでIMF本部に忍び込むシーンやヨーロッパを横断する超特急とジャン・レノ操縦するヘリとの追走シーン!大迫力でしたよね。
デ・パルマ監督って感じがでてました。★★★★


続いて「Ⅱ」では、元IMFメンバーのアンブローズが奪った病原ウイルスと解毒剤を取り戻すため、イーサンはアンブローズの元恋人で国際指名手配中の女泥棒をアンブローズの元へ送り込む。
イーサンの行動、考えを知り尽くす元IMFメンバーとの壮絶な戦いを描いたアクション作。
ストーリーより、監督ジョン・ウーのアクションが見もの。
得意の2丁拳銃のぶっ放し、2台のバイクでのカーチェイスならぬバイクチェイス。
そして、アジトでの戦いの前触れに、象徴的にでてくる白い鳩(笑)ジョン・ウーらしく私は面白かった。★★★★


で、この「Ⅲ」、好きなシリーズだけに期待してたんですが、スパイ映画らしい、敵をスカッと欺くシーンもなく、これだという印象に残るシーンも、前2作に比べると弱いかなって感じ。
もちろん、ベルリンの廃工場シーンでの救出シーンや、風力発電の風車を縫ってのヘリでの追走シーン。ハイウェイの橋上で戦闘機に襲われるシーンや上海の高層ビルでのシーンと凄いアクションは盛り沢山。
しかし、沢山すぎて、消化不良?になった感じ。

また、敵役のフィリップ・シーモア・ホフマンも、残念ながら話題になったほどのインパクトはなかった。
まぁ、それでもこの夏「パイレーツ・・・」と並ぶ娯楽大作ですけどね。
大迫力のアクションとお馴染みのあのテーマ曲、やっぱ映画館で観なくちゃね。★★★