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「招かれざる恋人」   

サイモン(アシュトン・カッチャー)とテレサ(ゾーイ・サルダナ)はニューヨークに住む、どこにでもいる仲睦まじいカップル。

しかし、たった一つ普通のカップルと違うのが、サイモンは白人でテレサは黒人ということ。

そのテレサの父であるパーシー・ジョーンズ(バーニー・マック)にとって、自慢のタネが聡明で美人の愛娘。
黒人男性のパーシーは地元の銀行に勤める、融資担当の総責任者で身体もゴツク、いかにもな頑固オヤジ。
ある日パーシーは、そのテレサから、とある男性と真剣な交際をしていることを知らされる。

娘に内緒でこっそり調べてみると、堅い職業に就く好青年らしいと分かる。そこでパーシーは娘とその恋人を自宅に招待することを決断する。
そしてついに娘の彼氏と対面したパーシーは、そこで初めて娘の婚約者が白人男性と知り衝撃を受ける。

一方婚約者であるサイモンの方はいかにも、現代的でなよっとしたダメ男な感じ。
パーシーに気に入られようと一生懸命になるが、ことごとく失敗してしまう・・・


果たして、二人の恋の行方は・・・
そして、頑固オヤジとダメ男の仲は・・・


2005年の作品ですが、実はリメイク。
「招かれざる客」という1967年の作品が元々の作品。

しかし、この作品では設定が逆になっていて、男性役が黒人で女性役が白人らしい。
こちらは、まだ観てないんですが。
黒人男性役にシドニー・ポワチエ、白人女性の両親にスペンサー・トレーシーとキャサリン・ヘップバーン。
この作品の公開当時の1967年という時代では、けっこうな話題になったみたいですね。

話しもどって、本作。

主演はあの「バタフライ・エフェクト」のアシュトン・カッチャー。
コメディが得意みたいで、本作ではちょっと情けないダメ男がハマリ役でしたね。

父親役のバーニー・マックもゴツイ見た目が頑固オヤジ役にはまってましたね。★★★


で、娘を持つ父親が一番心配するのが娘の彼氏がどんなヤツかであり、逆に彼氏にとって、できれば一番避けたいもの・一番先送りしたいのが相手の両親と対面する日でしょう。

私も、いいトシなんで、非常にリアルな問題です。
みなさんの中でも、そういう問題に直面している方は観てほしいですね。
一服の清涼剤のように、現実をしばし忘れて笑えることができるでしょう~。