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「ストーリー・オブ・ラブ」    これも年末年始にテレビでやってたのを、録画して先月観ました。

ミシェル・ファイファーが好きなんで、以前にDVDで観たんですけど、もう一回観ました。


作家のベン(ブルース・ウィリス)とクロスワードパズルの作成の仕事をしてるケイティ(ミシェル・ファイファー)は結婚して15年の夫婦。
二人の子供ジェイクとエリンの4人で楽しく暮らす、典型的なアメリカの幸せ家族って感じ。

で、長い夏休みが始まり、子供たち二人をサマーキャンプに送り出す二人。
ここまでは幸せ家族やけど、送り出した途端、試験的に別居生活を始めてしまう。

作家とその秘書として出会った二人が、やがて結婚。子供にも恵まれたが、倦怠期を迎え、互いに対する不満が蓄積した結果、今では些細な事でも相手の事を疎ましく思ってしまう。

一人になった時に思い出されるのはかつて愛し合った幸福の日々。
なぜあの頃のようになれないのか、現実を直視したふたりは悩みぬいた末、結論を下す・・・



ブルース・ウィリスとミシェル・ファイファーが夫婦を演じた大人の映画ですよね。

全編ほとんど喧嘩ばかり、ちょっと仲良くなったかなと思ったら、また喧嘩。
それも、些細で、どうでもいいようなことから始まる喧嘩。
でも喧嘩って犬も食わないって言うから、他人からしたらこんなもんなんかな。

私はよく思うんですけど、付き合うとか、好きでいるってのは努力が必要だと思います。

努力って言っても、無理するとか、頑張るみたいなことじゃなく。
表現は難しいけど、ちょっとした相手への気遣いとかかな。

長年付き合えば相手が嫌になったり、腹立つこともある。
しかしそのときに、その感情をそのまま出してしまえば喧嘩になるのも当たり前ですよね。

けれども、ちょっとした気遣いで、そんな喧嘩をすることもないように思います。
たしか、マッキーこと槙原敬之の歌でも、好きでいる努力するみたいなことが歌われてたような・・・。 


で、感動したのがラスト、ケイティがベンに対して思いのたけを吐露するシーン。
この長ゼリフ、思わず目頭が熱くなりました。いいシーンでしたよ、ミシェル。

作品中、何度も出てくる言葉が「今日の最高は?」
家族で報告しあうシーンで出てくる言葉やけど、最後のシーンで
「僕の最高は君だ!」ってベン役のブルース・ウィリスもよかった。

もう一つ、この作品でのちょっといいセリフを紹介。
「この世で究極のラブストーリーは、男と女が恋をして、結婚して、長く幸せな結婚生活の後、片方が死ぬと、もう片方も悲しみのあまり死んでしまう。ハッピーエンドじゃないけど、僕らの結婚もそうありたい」
★★★★


でも最近、ブログタイトルが「映画帳面」ながら映画の記事が少ないですね。。。