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「シン・シティ」   8日の土曜日 観に行ってきました。けっこう観る前から楽しみにしてました。
観たのは梅田のブルク7。わりと新しいのでキレイです。私は梅田ならナビオよりこちらの方が好きですね。

さて作品の方は、暴力と欲望の渦巻く「シン・シティ」という架空の街が舞台。
ストーリーは3つのエピソードに分かれるが、共通したテーマは、
「愛した女性をひたすら守る男」

EP1:ミッキー・ローク演ずる醜い大男マーヴ。
たった一晩愛し合った美しい高級娼婦ジェイミー・キングが何者かに殺される。
彼女の仇を取るため巨大組織ロアーク一族と変質殺人者イライジャ・ウッドに立ち向かう彼・・・。

EP2:娼婦街を取り仕切る昔の恋人が窮地に陥る。
危険に巻き込まれながらも、整形をして逃げ回っていた元殺人犯ドワイトのクライヴ・オーウェンが彼女のため街を奔走する。
トラブルを引き起こした問題警官ベニチオ・デル・トロと娼婦街を支配しようとするマイケル・クラーク・ダンカン率いるギャング達との激しい追走劇。

EP3:8年前にロアークJrによる連続幼女殺人事件で、少女ナンシーの命と引き換えに無実の罪を被った老刑事ハーティガンをブルース・ウィリス。
そのナンシーから8年間毎週送られてきた手紙が止まり、再び彼女ジェシカ・アルバがJrにより危険にさらされたと察知。
彼女を救うため巨大な組織と蘇ったJrに立ち向かう彼・・・。


EP1は美女と野獣のよくあるパターンやけど、やっぱりいいですね。
役柄のマーヴ同様ミッキー・ロークはよかった。
「復活した!」て感じ。

評判どおりエグいシーンも多いけど「あり得へん!」と笑えるシーンもあり。
豪快で粗暴でやることなすこと滅茶苦茶やけど一途な男マーヴ、そんな彼の結末は切なく、哀しかった。

EP2にタランティーノが参加したのかな?
ドワイトとギャング達が逆転に次ぐ逆転の展開のストーリーもスピーディやしラストも一気に溜飲が下がる思い!

EP3はやっぱこの「シン・シティ」のメインやし、哀しい結末やけど印象は強烈やった。
8年という年月は同じやけど、全く違う8年を過ごした3人。

逆恨みの復讐するために生きてきたバカ「Jr」。
少女からの手紙だけを支えにつらい獄中生活を耐え続けた「刑事」。
自分を救ってくれた刑事に恩義を感じ、憧れと恋愛感情を抱きながら、たくましく成長した「少女」。


アメコミが原作で観る前は軽く考えてたけど。けっこうよかった「シン・シティ」、フランク・ミラーよ。★★★

さて、この映画。次から次へと美女が出てきたけど、みなさん誰がよかったですかね?

私はやっぱジェイミー・キング。気が強そうでちょっとけだるそうな表情、あの目の離れ具合、いいですね。
次にジェシカ・アルバ。かわいくてスタイルいいし役柄的にもよかったですね。