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「コラテラル」    トム・クルーズ初のワル役ってことで話題になってましたよね。確かにこの作品でのトムは冷徹な殺し屋、髪も銀髪でヒゲを生やし、いつものさわやかトムじゃないぞーという雰囲気。

舞台はロス。

気のいい黒人タクシードライバーのジェイミー・フォックスはその夜、美人の女性黒人検事アニーを乗せる。
日々の仕事でストレスをためてる彼女に、キレイな海に浮かぶ緑に包まれた小さな島が写ってる写真を渡す。

彼も運転中ストレスがたまればその写真をみてリフレッシュしていた。
そんな大事な写真だった。代わりに彼女から名刺をもらう。

いい気分でクルマを流す彼。
続いて乗せたのがトム。
トムは唐突に多額のチップをはずむから一晩専属のドライバーになって指定した5ヶ所をまわってくれと言う。

困惑しながらも強引なトムに命じられ、最初の1ヵ所目に着く。
クルマを降りたトムを待っていると、突然ビルから彼のクルマの上に男の死体がドッカーンと落ちてくる。

トムに殺し屋であることを告げられ、彼は泣く泣く命令されるまま次々と殺人事件の巻き添え(コラテラル)を食う。

やがて5ヶ所目に彼が指示した場所は、アニーを下ろした検事事務所。
そして彼の最後の標的がアニーと知ったジェイミーは・・・。


非常にスタイリッシュな夜のロスの風景をタクシーの窓ガラス越に映し、それとともに刻々と流れる時間の経過。
カッコいい映画でしたね。

しかし前半クールな殺し屋トムが、後半は平凡なタクシー運転手ジェイミーに反撃されてグダグダになっちゃって(笑)。

ほんとに映像はカッコよかったです。★★★

トム・クルーズといえばアクションやけど、「M:I-1、2」とも面白かった。
アクション映画は軽くみられがちですけど、ほんまに面白かったと思います。

あと「ザ・エージェント」とか「7月4日に生まれて」「レインマン」とかいい映画にも出てるし。

トムの中では「ザ・エージェント」が好きな作品ですね。