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「カッコーの巣の上で」    夏休み用に借りてきたDVDの内の一本です。

ずっと観たいなと思ってたけど、ヘビィな内容の映画なんでおいそれとは借りれず、今晩やっと観ました。

話は、ある州立病院の精神病棟に連れられて来た一人の男ジャック・ニコルソン。
彼は刑務所の強制労働から逃れるためにわざとか、はたまた本当にかは定かではないが、精神病患者として入院する。

ジャックは絶対権限を持つ看護婦長のもと、日課と称する治療により無気力にされていく同僚の患者たちを見て。

また、彼らは自らの意思で退院もできるのに病院内に閉じこもってるという事実を知り、様々な手段で病院へ反抗し、彼らに生きる喜びを与えようとする。

やがて、何度目かの事件を起こしてしまった結果、彼は・・・

そのジャックに何度か一緒に病院から脱出しようと誘われてたネィティブアメリカンの男。
最後に全く姿の変わったジャックを見て・・・。

ジャックの意思を継ぎ一人病院から脱出する。
それを見た病院の仲間たちが歓喜の声をあげて彼を見送るラスト。



人間の尊厳とは? 真の自由とは? 学生時代にちょっと考えたような懐かしいコトを思い出す映画。

その時の私の答えは何だったっけ?

この監督の答えは、きっとネィティブアメリカンの男が最後にジャックに取った行動がそれなんでしょう。

みなさんはどうでしたか? ★★★★


主演のジャック・ニコルソン。
今もそうですが、この映画でも偏屈で頑固やけど憎めないオッサン役がはまり役。

最近も「恋愛小説家」や「恋愛適齢期」でヘンコで頑固者やけど愛すべきキャラを演じてる。
素のキャラなのか演技なのか分からんけどウマイわ、この人。