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数年前にビデオで観た映画ですが、とても心に残った好きな作品なので思い出しながらレビューします。

話は、ありふれた町、どこにでもいるブラブラしてる若者のグループ。
その中の二人、マット・ディモンとベン・アフレックはその日暮らしで毎日を過ごしている。

幼い頃から天才ゆえに両親・周囲から孤立し、それがトラウマとなって人に心を開くことを恐れる20歳の青年ウィル・ハンティング役のマット・ディモンとグループのリーダーで兄貴的な存在でもあるベン・アフレック。

ある日いつものように大学の清掃のバイトをしてる途中、たまたま黒板か窓ガラス?に書かれてあった数学の超難問を見事に解答。

彼の才能に気付いた数学の教授は、精神分析医のロビン・ウィリアムスを紹介。
ロビン自身も最愛の妻を亡くして以来、生きる張り合いを無くしていたが、心を閉ざしていたマットと心を打ち解けあうことで生きがいを取り戻す。

マットはベンたちと多少疎遠になるが、マットのことを理解してくれる愛する彼女もできる。

やがて、マットの才能に大企業や政府機関も興味を示し彼の人生も軌道に乗り始めたと思ったところ・・・


マットとロビンの先生と生徒から親と子のような関係、さらに友達のような関係へと深化した心の交流。
彼を最も理解した初めての女性である最愛の彼女との関係。

そして、ベンたちとの男の友情、その全てを一度リセットして旅立つことを決意するマット。

ホントに爽やかで心洗われる作品です。
特に、旅立つことを決意したマットに対して、みんなで工事現場で働いて得た金でオンボロやけどクルマを買ってあげ、ベンたち不良グループが最後に見送るシーン。

今書いててもジーンとくる。


今やベンといえば大根役者の代表みたいに言われてるけど、この映画の彼はほとんど素の演技やけどよかった。
もちろんマットとロビンの演技もよかったわ。

脚本は若き日のマットとベンの共同執筆。

青春の出会いと別れがテーマでよくある話やけど、人生でもそう観れない、ホントにいい映画でした。★★★★★