この夜景


Piromiのブログ


Priceless





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屋台。

がやがやとした言葉が飛び交う

華らしき、異国の地にて、


ジモッティーに馴染んで、観光客っぽくなく注文をしたい。


人差し指を突き出し、

「それを」

そして、同じ人差し指で、

「一個」

よっしゃああーーー注文オッケーーー!



獲得したシュウマイを

その場で、

勝ち誇りながら、路上でほおばる。

それは、まるでジモッティーだったと思う。






ある朝は、

大衆ヌードル屋にひとり繰り出す。

所狭しと並べられている直径1メートル程の丸テーブル。

おじちゃん達がでーんと陣取っている。

そして、そこにあるスポットライトを浴びた、丸椅子一席。

胸をはって、着席。

アウェイだと感じている風なく、麺をすする。



おじさん達はこちらをちら見しながらヒソヒソ話をし、

一人が代表して、話しかけてくる。

とぼけた笑顔でかえす。



そんなことが何度か繰り返され、他の連中も話しかけ始める。

私は、とぼけた笑顔でかえす。


食後のミルクティーを飲みほし、

おじさん達にかるく会釈をし、

卒なくお金を払い、

「謝々」と言って、颯爽と店を出る。

いや、快感。



しかし、

店を出てから、

広東語では「謝々」ではなく、

「んーごい」だったと、気づく。



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