結婚について | ぴろれおにパパ 主夫と子育て、時々神社仏閣

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男がエプロンをして、台所に立って何が悪い!


自分の結婚感を、今、夜中にひとり、
赤子が起きるのを待ちながら、
ミルクとオムツの準備をしながら考える。

妻は、寝ている。
交代で休めるときに休まねば。

最近、ブログをサーフィンしてみてるが、
特に婚活の記事をよく読む機会がある。
自分もそんな時期があったなあと
しみじみ感じながら。

自分は、正直、家庭に恵まれていた
とは思えない者だ。
祖父母は常にいがみ合い、
両親は不倫の末離婚。
兄弟は、できが良い方を贔屓し、
できが悪い自分はクズ扱いだった。

過去は結婚に、幸せを感じるなんて
思いはなかった。

20代は、仕事が楽しく、結婚など
考えもせず、30代になり、社会的な
世間体という形で、気にするようになった。

女性と付き合うのは、得意でなく。
選び方も、自分好みの、比較的近い
仲間のところから、声をかけていた。
ま、間違いなく、フラれ続け、傷心の
日々。

40才に王手がかかり、もう無理と自分も
まわりも思うようなとき。
くそ上司には、嫌がらせのように
結婚もできない、不細工呼ばわりを
遠回しに言われて、辛かった。

諦めかけていたが、やるべきことも
わからない。
神社巡りが好きだったため、
出雲大社や近場の縁結びのところを
まわり、神頼み。しかし、音沙汰なし。
色々と、伝も当たったが、ダメ。

あ、これは手作りカレーです。✨

なぜなんだろ。
会うたびに疎遠になる相手、LINE無視、
冷たい感覚。どれも辛かった。
人が、女性が怖い、そう思うときすらあった。
顔が悪い。
収入が低い、身長が低い。
自分の非ばかりを探しては、
自分を傷つけ、自分を見失って。

もういいや。結婚など、俺にはできない。
そう、思ったそのとき。
知人からの紹介。
良い職業の、海外から戻ったばかり、
ひとつ下の妻を紹介された。

確かに、こういう人がいいとか、
タイプだとか、
そういうものには当てはまらない。
とにかく悩んだが、
このタイミングと、料理ができる人を
探していたみたいなところで、
初めて会ったときから、
もしかしたらと思った。

間違いない選択だった。
今じゃ仕事は辞め、フリーとなり、主夫
とバイト、フリーライターなどをして。
いま、こうして、家庭を築き、
子どももできた。

些細なことが、当たり前の幸せ
自分は、これを勝ち取ることができたのだ。

見た目や、年収、特殊な能力ではない。
合うか合わないか、そして、タイミング。
運。縁。
まさに、それだけなのかもしれない。

まさしく、「それ」は、自分の想いとは
はるか斜めの方向から、突如やって来る。
受け止めよう、チャンスはそう何度も無い。

神様のお陰も感謝する。