ボストン美術館展と着物カーニバル
連休後半、今年もまたお上りさんです。
また上野だよ~。
ハイハイ。
パンダ見る人はここが最後尾。
このプラカードのところに並んでね~
でも私たちは今年もここには並びません。
こっち↓
「ボストン美術館展」
ま~ったく!フェノロサや岡倉天心が日本の国宝級の名画や彫刻をじゃかじゃかアメリカに持って行っちゃったもんだから、今はボストンに行かないと、このチラシになってる曾我蕭白の「雲龍図」も「吉備大臣入唐図」も今じゃなかなか見られないんだぜ!
・・・と言ったら一緒に行った娘に
「ママ、フェノロサや、天心先生が見いだしてアメリカに持って行ってくれたからこそ、捨てられないで残った美術品なんだよ!」
って、
あ、そうなんですか・・・(・_・;)日本史音痴の私は叱られました。
曾我蕭白の襖絵や屏風絵は今回の目玉で、本当に素晴らしかったです。
筆の勢いで一筆書きのように一気に書き上げた彼の作品の数々に圧倒されました。
「雲龍図」は今回、修復し、はがして持ってただけの襖絵が、初めてパネル状になって展示されたそうです。
私と娘としては、「吉備大臣入唐図」という絵巻物が奇想天外すぎて大ウケw
しかもあの、変人まーくん(雅仁親王、後の後白河法皇)が描かせたしろものというからおもしろすぎ!
(雅仁親王は現在大河ドラマで変人ぶりを大いに披露しているところ)
(雅仁親王は現在大河ドラマで変人ぶりを大いに披露しているところ)
二人でいろいろ妄想を膨らませて見て帰ってきたところ、夫がその補足となるような、最近の解釈を説明してくれているNHKで放送したDVDを持っていて見せてくれて、今、見終えました。
やっぱ、私たちがおかしいと思っているところはおかしかった!
美術館の後、娘は秋葉原に来ている息子と合流。
私は単身、人形町へ。
人形町では、「着物☆カーニバル」を開催中。
呉服業界の人々と、着物愛好家の交流の場。
入場無料、物品販売は一切ございません。
「コワいお店はいません(笑)宣言」
です・・・(^_^;)
このチラシの裏に記載されている参加店はツイッターやジャックで見知った人ばかり!
本当にコワくないことはじゅうぶんわかってますw
着物に対して、熱い思いがいっぱい詰まったかたたちばかり。
少ししか見ていられなかったけど、画期的すぎて、その熱い思いが伝わりすぎて、めまいがしそうなくらい。
ものすごい盛況ぶりでした!
さて、今日は着物でおのぼりさんだよ。
暑いから、単衣の綿縮緬。
蔦弦の博多帯にあじさいの帯留め。
あじさいは早すぎだけど、シルバーが涼しげなので・・・許して<(_ _)>