はっ

ヤバイヤバイヤバイ


陸ダンスの準備時間の幕降ろして演奏だけの約3分間、友人は寝落ちしていたらしい。

の、ヤバイヤバイでした。

一瞬たりとも見逃すまいと、ここまで瞬きひとつできなかったらしいから仕方ないわよね(汗)


Seishiro先生との陸ダンスの曲はいまどきものでしたが、あくまで

真新しい流行りのノリではなく

永遠と繋がるものを感じさせたよね。

リンクの上にもうひとつの舞台。

よく見えないので2人の動きからフェンシングの試合の長い舞台みたいなのん?と想像全然違ってたらスンマセン

陸で演じる2人は

とにかく贅沢でした。なぜか陸のほうが身体が無重力に軽く見える真央はもしかしたらスケート靴の重さで月に帰れないようになっているのか。








Seishiro先生の群舞の振り付けも

とにかく全てが無駄なくシンプルでいてスタイリッシュで美しかった。

スケート畑のコレオグラファーの考える動きと違って見たことない新鮮さ。

才能あるプロってすごいのだわ。

ゾクゾクしてしまった。


皆が個々に進歩しているので見応え感はBEYOND以上だった。

一人一人のソロ演技もちょうどいい時間配分で飽きるようなことがなく、短編集を読んでいるようで楽しかった。ひとつひとつが宝石のように輝いて見えるのはオーケストラの生演奏の効果もあると思う。

何度も書いてますがヤマトのゴッドファーザー  アートオンアイスは

「ほんと、生演奏っていいわー最高!」とオモタ あっもちろん演技もですハイ

そしてアートオンアイスからロミオとジュリエットに続くここで不覚にも?

結弦くんを連想してしまったワ 遥ちゃんがジュリエットってのも手伝って…いやんごめん 

ここで羽生結弦が出てきたら色んな意味で大パニックだろう もちろん出てきませんからね

と、言いながらピアソラでは大ちゃん思い出したりして   ピロコ自由なスケファンなんで楽しみかたが広がってお得なの


タンゴといえば、まいまい(浅田舞ちゃん)が、振付指導だけでなく欠けそうな細部(座長が忙しすぎて間に合わないし自分のことまで客観視してカンペチにする暇がない部分)に目配り気配り制作貢献して下さってたのを

ピロコ、ひしひしと感じたわ。

有難う、まいまい。頼りになるイケてるお姉さま❤️


ゆじゅるだ、デーだと連想妄想

となるとボレロは……

ワタクシ的にはしょーまよりも

これ、現時点で

"プロスケーター浅田真央"の

最高傑作じゃないかと思う。

体力的にも最後の最後にまだこんな難しい作品を魅せてくる男前さたるや。

だけどまあこれ、イントロ始まったらもうクライマックスだラストだと誰でもわかる曲、空気感だ。

堂々の女王感ハンパなかった。

かっちょまおだったぁ。

クラシックレッドの薔薇が象徴する深い愛。

シルエットすら美しい。

観客のハート、わしづかみ。


覚悟していた『再製氷なしで2時間使いまくったリンクの氷が座長のディープエッジでズゴズゴ削られる音』も、オケの大音量で気にならなかったでっす

ボレロ。ゆまちのコーチで来日してて再会したカロリーナ(コストナー)に何かヒントはもらったのかしら 

33歳の今だから演じられる真央の人生観が現れてたよ





Seishiro先生との出会いや、今回のダンス共演で感じた素晴らしい感覚、色々な経験を経てますます引き出しの数も増え、幅も広がって良かったよね と。


なんだかんだ書いてきましたが


とにかく舞台(リンク)での浅田真央は美しい

これに尽きる

美しさは何の情報も持たずとも瞬時に万人が理解できるもの

飾った見た目の麗しさだけでなく

中身も伴うからとりこになっちゃう。

この人は血も涙もある人間としてスケートに全身全霊を捧げているからかもしれない

真央は誰かの為に、何かの為に

放出する、出し切ることの方が多いのではないか

惜しみなく出し切ってる最中の素の真央は良い意味で空っぽ。

だからSeishiro先生とハグして

先生のあったかいパワーをどんと受けちゃったんじゃないかしらん

良かったねぇとオモタよ


完璧な芸術を創り上げるには

厳しさも強さも必要だし人間がやることだから楽勝ではない。

しかし舞台裏の苦労なんて一切感じさせることなく、

外見も中身も超一流なのに上からでなく我々一般人に「おいでよ」と優しく手招きしてくれるのが「真央ちゃん」なのだ みんな大好き浅田真央、なのだ。

終演の際に観客が真央やスケーター達に愛情たっぷりにお手振りしてるのを見てもそういった関係性がわかる。 

ブラボーや拍手以上に「大好きですー!」なお手振りがなごやかに自然発生してましたね。


才能ある努力家が何かを究極に突き詰める作業は時に孤独。

しかし、「1人じゃないよ」と共存し分かち合い繋がり共に創り上げていく

のが真央の舞台。

真央の心、魂の震えが共演者にゆるやかな波のように、春の海のように広がって伝わって共鳴していくのがたまらなく嬉しいよ

スケートを軸に人々に惜しみなく愛を捧ぐ浅田真央さんだから まだまだ良い先生達にも学べるし色々な良い出会いがあるのだと思えた


思い描いた舞台をやりきれて、感無量で幸せそうな真央を見られて良かった


そして、ピロコは真央をずーっと好きで良かったと、またまたまたまた愛を確かめられました。テヘ。

世の中は諸行無常だが、生まれたての赤ん坊のようにピュアな、真央のように変わらない美しい魂も在るんだなぁと感心しましたよん。

まさにeverlasting🌹

大人の33歳だけどまだまだ色々吸収して成長し変化してきそうな浅田真央さん。

彼女の軸はきっと変わらない。

次、も楽しみだ。

まだもうちょっと"お客さんの為"に

滑って欲しいです。


お疲れ様、有難う🌹






写真、撮る?