夫の場合、

転移性脳腫瘍の治療である

ガンマナイフを受けてから

様々な機能を失ったショボーン

今思えば治療後約1、2週間から始まり、

1、2ヶ月間がピークに悪かったショボーン




もちろん治療後10日目に起こした

2回目のてんかん発作の影響もあると思うし、1度目の発作の影響も少なからずあるかもしれない。




まっすぐ歩けない

着脱がうまくできない(出し入れすべき場所に手足が通せない)

指をさした場所を追えない

持っているものを探す

あった場所に戻せない

文字が読めない、書けない

会話ができない

言っていることが支離滅裂

こちらが言っていることを理解できない

ボーッと過ごすことが多い

声が聞こえる方がわからない

呼びかけへの反応がにぶい

すぐ激怒する

右側だけ食事を残す(右側が見えない)

皿の外をつかむ

口に運ぶまでにこぼす



などなど…。

本当に大変だった

2人で

1人で

何度泣いたことか…。




『情けない…』と

ご飯中に涙する夫。

一緒に泣いた日もあった。

食事って

自分で道具を使って

食べられることは

すごく大事で、幸せなことなんだなと痛感した。




泣いてばかりいられない!

と色んな工夫をしてみた

食事をこぼす罪悪感をなくすため、

おぼんを購入し、こぼし放題OKにした照れ




あとは箸やスプーン

持ちにくいのかなはてなマークと思い、

お茶碗とかを包んだりするプチプチのビニールを箸やスプーンに巻いて握りやすくしてみたり

介護箸を買って

操作をしやすいようにしてみたり…。

ほんと色々…。

だけど

うまくいかず…笑い泣き




必死だったとはいえ、

今思えばうまくいかないのは当たり前だった

私がしていたのは、

筋力が弱い人に有効なやり方滝汗




夫は失行といって

動作の手順ややり方を忘れているのだから

うまくいかなくて当然なのだてへぺろ




今も道具操作が難しいという

症状が残っている夫は、

麺類などとても苦労して食べている




最近苦労しながら食べる夫が

『ツルツルの箸は使いにくいんよねー

割り箸の方が滑らんのよねーキョロキョロ』と

ぽろっと言った




ん?!キョロキョロ

なるほど!びっくり




わかってるなら早く教えてよ〜!と

思う私(笑)





結構近いところに

答えがあった爆笑