中庸「第十章2」1・・・中国古典”中庸”紹介151
第十章2は5回に分けて
ご紹介させて頂きます。
今日は、1回目です。
下位(かい)に在(あ)りて
上(かみ)に獲(え)ざれば、
民(みん)は得(え)て
治(おさ)むべからず。
解説・・・金谷 治
[もし一般の官吏に
例をとるなら、]
下級の位にいて
上級者の信任が
得られないようでは、
とても人民を
治めることはできない。
一人の人を
納得させることができなければ、
大衆の人たちを納得させることなど
できないでしょうね。
逆に、
一人の人を納得させるために、
大衆の人たちを納得させるような
手段をとれば、
自分の財産になることでしょう。
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