前々回のつづきになりますf(^ω^;


災害が起こったときの、【3種類の救助の形】

★自助:飼い主自身の努力と準備

★共助:近隣・社会との協力、理解

★公助:行政からの救援

実際は、パニック状態になってしまったら難しい部分もあるかも知れませんが、そういう時こそ、自分のことだけでなく、隣近所との協力、助け合う姿勢がとても大事なのだそうです。
過去の大地震では、火事さえ起きなければ…もっと早く消火活動が出来ていれば…助かった命がたくさんあったそうです。
もし、家が無事であれば、使っていた火の元を消すのはもちろん、ブレーカーを落とすことで通電火災が防げます。
(通電火災:機能が停止した電化製品が、ライフラインの復旧による通電で起動し、火災の原因になること)

また、近所で火が上がっていたら、協力しあって出来る限りの消火活動をして欲しいそうです。
道路状況により、行政の救援は遅れるということを、予め想定していなければなりません。

日頃より、これはペットのいない家庭でも同じことですが、ペットを含めた家族の安全のために、事前対策として、

★住まいの安全の見直し(家具の位置関係、脱出経路に物を置きすぎない、など)

★家具の倒壊防止(固定具などの使用)

を見直しておきたいですね。
特に、ペットのお気に入りの寝床まわりは大丈夫ですか??
私の場合、ニャンの寝場所が何ケ所かあるのですが;最近は私の勉強机のイスがお気に入りです。なので、今後机を固定することと、重い物を置かないことを徹底したいと思いますm(__)m

また避難してからのお話になりますが、多くの人が一緒に暮らす避難所では、前回もご紹介したとおり、ペットと一緒には入れない可能性があります。そこで、車がある場合、車内で一時生活をしようとする人もいるかと思いますが、それは基本的にはNGです。
人間にとっても、脚が長時間圧迫されて血栓が血管に詰まるエコノミークラス症候群の危険があるほか、人間・ペット共に、熱中症、脱水症状の危険もあります。

猫については、犬と違って係留しての保護・運動が難しいのですが、キャリーに長時間入れっぱなし…というのは絶対にNGです。広めのケージならば良いですが、狭いキャリーに長時間閉じ込められると、ストレス過多になるのはもちろん、筋力が低下して、普通に歩けない、立てない、などの状態になってしまいます。
どうしても、長期に渡って、ペットにとって通常の状態での飼養が難しい場合に備え、預かり先を決めておくのも良いかと思います。

また、これは苦渋の選択ではありますが、状況によっては『手放す』(譲渡先を探す)という選択肢の方が、ペットにとって幸せな方向になる場合もあります。もちろん、最後まで一緒に連れ添って、困難を乗り越えられることが1番です。ですが、現に過去の災害時にも、そういった譲渡相談の窓口が設けられました。
そんな時にも、日頃からきちんと飼養されている健康な子は貰い手がつきやすく、残念ながら何か病気を持っている子は難しかったそうです。
先天的なものは別として、飼い主の日頃のケアが、もしもの時にもペットを救うのですね。

私のニャンは高齢のうえ、後発でてんかん持ちになっているので、もしそういう事態になったら、なかなか貰われにくいと思います。もちろん、ずっと一緒に連れ添うつもりですが、実際を想像してみると、

どう守っていくか?
どこまで守れるか?

あらためて考えさせられる機会となりました。

まとめてみますと、
事前対策として、

★一般的な防災対策を!
(家族との連絡手段、避難場所、防災グッズ、住まいの見直し等)

★近隣と良い関係を作っておく

★自分の地域の対策をチェック

★ペットの防災グッズを出しやすい場所に常備
(キャリー、フード、水、リード、※洗濯ネット、療法食等)
※洗濯ネットは、臨時の診療時にあると便利です(病院のようなきちんとした場所とは限らないため、暴れて逃げるのを防止)。
※療法食はペットフードの支援物資にはないため、特別なものを与えている場合は多めに常備

★避難所でのモラル、マナーを守る

★避難後、きちんと飼養できるか?できない場合の対策を考えておく


走り書きで分かりにくい部分もありますが、こんな感じですf(^ω^;

講師の先生が繰り返し言っていたのは、

【まずは、飼い主が無事であること】

が第一、ということです。万が一、災害のパニック時でペットを見つけることが出来なくても、火事さえ起こらなければ、後で捜しに行くことも可能なので、
ペットは家族だから守る!
そういう強い思いであっても、ご自身の安全を顧みないことはやめて下さい。
記事に紹介した私のお願いでもあります。

参考になれば幸いですm(__)m

船橋市で猫の行方不明事件!



防災ネタの途中ですが、気になる事件記事を見つけましたので、転載させていただきます。


むぎまるさん のブログからいただきました。


以下転載


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船橋市内において、複数の猫が一気に行方不明になる事件が起きています。

地域猫活動をされている方、
または周りにそういった活動をされている方がいらっしゃいましたら
猫たちの様子に気をつけるようお伝えください!

ご協力お願い致します。

【現場①】

●事件が起きた日時:4月29日~5月初旬、朝の7時~8時

●場所:夏見、夏見台付近(運動公園)

●人物像:男性(中年~壮年)2人組み

●車両:グレーもしくは銀のスポーツカー、後部座席を倒してキャリーバッグを3台以上積んでいる、発見者が話しかけようとすると急発進

●猫の状況:5匹の若いオスが行くえ不明に、10日ほどして一匹だけが、口の下から流血し、足をビッコにして帰還。ガリガリに痩せていて、ひどくおびえた様子。


【現場②】

●事件が起きた日時:5月20日過ぎ~現在まで。夕方6時、9時

●場所:海神、西船橋付近(ホクサン住宅、セントラルマンション、近隣公園付近)

●人物像:男性1人、スーツにネクタイ姿。40代~

●車両:黒の軽自動車、袖ヶ浦ナンバー、後部座席に緑色のネットを張っている。

●猫の状況:車の中に2匹の首輪をした猫を積んでいたが、その猫たちは以前から近所をうろついていたおなじみの猫。男性が飼い主でないことは、確認済み。
発見者が即、110番。警察官が到着後、車は急発進。


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動物愛護指導センター、船橋警察、最寄りの交番に届け出済み。


付近で猫捕りらしき怪しい人物、車両を見かけたら即110番してください。

猫捕りらしき車両、人物には1人で近づくのは危険かもしれませんので、

近くに人に協力してもらって、とにかく「何しているのか?」と話しかけてみてください。

見かけたら、車両ナンバーを控えてください。

事件性が不明な場合は、最寄りの交番に報告相談してください。

先日、愛玩動物協会の総会がありまして、その後に行われた勉強会にも出席して来ました。
テーマは、

『人とペットの防災について』

新潟県中越大震災、福岡県西方沖地震、能登半島地震など、数々の震災ボランティアに携わり、講演活動もたくさんされている先生の講演です。

今までにも色々な勉強会に出て来ましたが、今回は特に、学ぶことの多い、とても有意義な会でした。
そして、ここで学んだ災害時の心構えは、動物を絡めて人と関わるにおいて、普段も役に立つと思ったので、ご紹介したいと思います。

『ペット』という表現は好きではないのですが;ここでは犬猫その他の動物を引っくるめて、一言で『ペット』と書かせていただきますm(__)m


ペット社会の今日、何か災害があれば、被災者となるのは人間だけではありません。
よく、もしもの時に備えて防災グッズを常備しておきましょう、といいます。
ペットの場合は、キャリーなど運ぶための物、何日分かのフードと水は最低限用意しておきたいものですが、これで必ずしも安心か?というと、そうではありません。

私の住む地域は、地震も多くないので、防災への意識はかなり薄いと思います。自治体がどんな備えをしているかもわかりません。
(この講義を聴いて、初めて不安を感じました)

また、災害といっても、地震に限らず、火事や土砂災害、水の事故…様々なものが考えられ、地震が少ない地域だから大丈夫、という保証はどこにもありません。
また、いつ、どんな状況で起こるかも分かりません。家に、家族とペットが揃っているとも限らず、ペットだけでお留守番の時かも知れません。猫の場合、どこで寝ているかわからない…お外に散歩に出ている…そんな時に起きてしまうかも知れないのです。
まずこんな基本的なところから、考え方を改めなきゃいけないなぁ…と思いました(-.-;)。

色々と内容はたくさんあるのですが、特に、ペットを連れて避難した場合の心構えについて、
これが1番印象的だったので、先にこれを書きたいと思います。

過去の災害での状況を踏まえて、ペットに対する救済の取り組みも徐々に良くなっています。

★避難所に、ペットのためのスペースを設置
★ペット飼養者優先のテントを設置
★近隣とのトラブルに配慮して、飼養者・飼ってないけど動物は大丈夫・動物は苦手、という希望別の配置にした仮設住宅

★避難所に入れないペットのために、愛護センター等が場所を提供(飼い主が世話に通う)
etc…

ペットは家族の一員である、というのが、飼い主みんなの思いではあります。ですが、こういった状況下で、ペットの同行避難イコール同居ではない、ということを第一に留めておかなければなりません。


人間もペットも不安でいっぱい。どうして入れてくれないの!?

と感情的になってしまうかも知れませんが、避難所では、本当に色々な人、多くの人が一緒に暮らすことになり、中にはアレルギーの人、動物が苦手な人もいます。アニマルセラピー的に、犬猫を見て楽しんでくれる人もいるかも知れませんが、それをストレスに感じる人もいるのです。

特に災害等、避難生活に不慣れな地域では、上に挙げたような取り組みまで行政もまわらないかも知れません。そんな時も感情的にならずに、

外でも良いから、屋根のある一角をペットの場所として提供して欲しい、

ペットのいる家族とそれ以外との住み分けを考えて欲しい、

など、他の飼い主さんらと協力して、押し付けでない、ペットのための『提案』をしていくことが大事です。
本当はペット不可だった避難所でも、飼い主さんがきちんと場所を設けて、トイレや食事などのお世話も清潔に行っていたために、許可がおりたケースもあるそうです。

また、これは難しいところだなぁ~と思ったのが、行政、ボランティア共に言える、ペットのための救援活動についてです。

災害では、目の前で家族を亡くした人もたくさんいます。支援物質が届かない、足りない、などのケースも考えられます。
そんな時ですから、いくら動物の救援のため、と銘打って集まった支援でも、

『人間でさえ足りないのに、動物に使うのか』

という声があがるのも当然です。動物が好きな人には考えられない感情かも知れませんが、こういった事態においては、

『人命と財産の救護が最優先』

であるのが現状なのです。

また、獣医さんが無償で診察をしてくれたり、行政もペットの救援活動に着手してくれます。
自分の元に救援が届かないと、苛立って

行政は何をやってるの!

と言いたくなるでしょう。
ただ、ここで頭に入れておきたいのは、そういった獣医さんや、行政の職員も、同じ被災者である、ということです。
家族が、家が、気になる状況下でも、一般の被災者のために尽力してくれている、これを忘れてはなりません。

<つづく>f(^ω^;