私は白雪姫が大嫌いだ。毒リンゴでそのまま息絶えればよかったんだ、あんなやつ。小学校5,6年か中学生の頃にある本を読んで激しくそう思った。
「本当は恐ろしいグリム童話」。当時ベストセラーだったから知っている人も少なくないと思う。時代の流れでそのストーリーが変化してしまった、白雪姫を始めとする有名なグリム童話の本当の姿がここには書かれています。
白雪姫といえばその美しさから継母に嫉まれ、殺されそうになるところを7人の小人に助けられる。助かったと思いきや、毒リンゴにより意識を失い、悲しむ小人達に埋葬されつつあるところが王子様の目に止まり、あまりの美しさにキスをすると目が覚め、めでたしめでたしという話。しかしこの話には裏があり、本当はとても残酷な話なのです・・・
昔々、あるところにとても立派な王様がいました。彼の治める領土はとても広く、彼と結婚したがる女性は後を絶ちませんでした。しかし、彼はとても好みがうるさく・・・・ロリコンだったのです。ある時とても若くて雪のような白い肌、リンゴのような真っ赤な唇の少女が現れました。王は少女に一目ぼれ、懸命なアタックは実を結び、結婚。白雪姫と名づけられた一人の娘を授かり、本当に幸せな毎日でした。そう、白雪姫が7歳になるまでは。
白雪姫の母である王妃は、ある事に気付きます・・・夫との性行為が減ったことに。彼が夜になるとどこへともなく消え、明け方近くに戻ってくることに。気になった王妃は、ある日こっそり王の後をつけ、すべてを悟ります。ロリコンである王が、歳をとってしまった自分にはとっくに飽き、その代わりに選ばれた人物が・・・ほかならぬ実の娘、白雪姫だと。しかし、驚愕の事実を突きつけられても、王妃には変わらない思いがあった・・・自分の夫を愛していると。
悩みに悩んだ末、彼女は白雪姫を殺すことに決めました。絞殺しようとしました。しかし愛する娘を殺すことはできず、腕利きの狩人に命じます。ここでも命を取り留めた白雪姫、母親への復讐の念を抱きながら7人の小人の家に逃げ込みます。毎晩、それぞれ特殊で違う性癖を持った小人たちの「お相手」をしながら、こんな生活をしなければならないのも王妃のせいだ、と復讐心をかたく誓う白雪姫。
そんな毎日でしたが、毒リンゴを持った老婆によって、終止符を打たれます。ここの記憶は定かではないけれど、このリンゴは実は毒リンゴではなく、普通のリンゴ。王宮で生まれ育った白雪姫にとって、ぼろ小屋での食生活はひどく、リンゴがとてもおいしそうだったのです。リンゴについ惹かれて口にした瞬間、老婆に首を閉められ、リンゴが喉に詰まったまま意識を失います。こんな感じやった気がする。とりあえず意識不明なのはリンゴが喉につまったからなのです。
そんなことは露知らず、死んだと思って悲しむ小人達。そんな彼らの前に現れたのが隣の国の王子様。本来ならキスで目覚めるんですが・・・おかしいと思いません?いくらきれいとは言え死人(と思われてる人)っすよ?そう、王子様は実は、死体愛好家だったのです。結婚の年頃になっても生きている女性には一切興味を示さず、若い女性の死体を見つけては城に持ち帰り、抱擁という毎日を送っていたのです。日が経った死体は当然腐敗しひどい悪臭、彼の家来たちはほとほと困り果てていました。そこに担ぎ込まれたのが白雪姫だったのです。
日が経っても腐敗しない(生きているので当然なんですが)白雪姫は王子の大のお気に入りでした。ある時、彼の家来が、腐らないし気持ち悪い死体、白雪姫の背中を蹴飛ばしました。その瞬間、彼女の喉に詰まっていたリンゴのかけらがポロッと取れ、白雪姫は息を吹き返したのです。死体が生き返った知らせを聞いた王子、大喜びですぐさま駆けつけ、彼女にプロポーズ。王子がかなりの美男子だったのと、元のゴージャスな生活、母への復讐の為にすぐに承諾。
盛大に行われた白雪姫たちの結婚式には、隣の国の王妃、つまり実の母親も招待されます。わが子を手にかけたあの日からずっと後悔していた王妃は娘が生きており、しかも自分を許してくれる…と喜びの気持ちで式に出かけました。
母の姿を見つけた白雪姫は王子に頼んでいたあるものを王妃にプレゼント。それは・・・・・真っ赤に焼けた鉄の靴でした。皆の前でそれを履かされ、殺されたのです。死体愛好家と見事復讐を果たした姫は、残虐な政治を繰り返し、国民を大変苦しませたそうです。。。END
グリム童話は全部残酷で、小さい子供には聞かせたくないような、性的な言葉が数多く出てくるんです。なんでこんなのが、子供用の絵本とかになって売られてるんでしょね。でもよく考えれば日本の昔話も結構残酷なものが多い。柿をぶつけられて死ぬ蟹、下を切られるスズメ、スープにされるおばあさん。。。多少残酷でないと心に残らないし、だからこそ今まで語り継がれてきたんでしょうね。