昨年の今ごろ | 嵐ときどきワタシ

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ご無沙汰してます 嵐愛 智愛は変わらぬまま 現在は認知症を患う母を介護中 自分の人生後半を考えながら介護してます


癌治療をあきらめて
父を自宅に 連れて帰った 
この季節が またきた




5年日記に 綴られた 気持ち
『絶望』の 言葉





『絶望』が 顔に出ないように
もう歩けない父と認知症の母に
主治医の説明を わかりやすく話し
病院を あとにした日






もう 帰ろう






あの日の 気持ちが よみがえる





それから 半月
自宅で 食べたいものを食べ
会いたい人に会い

いつものように
隣のベッドに 母が寝ていて


最期も 家族に見守られて
逝くことが できた






『看取れた』は 
私の自己満かもしれないけど




あの時の選択は 
もう 帰ろう  だった







父の 本当の望み は
『まだ生きてたい』だったろうな