沓掛温泉 満山荘 その4 夕食編 | 観音巡礼と美味しいもの

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観音巡礼の記録と美味しいものに出会った記録を中心に

ゴロゴロと雷が鳴り始め、外は激しい雨が降るなか、18時30分に食事処の風土(Food)へ降ります。

 

 

チェクイン時にお願いしていた、飲み物(大人は生ビール、子供はジュース)とプレートが各席に置かれます。

 

全てのお客さんに配膳された後、ご主人が料理をわかり易く部屋の中央で説明してくれます。

 

 

献立は達筆かつ読みやすい字で書かれております。

 

 

見た目が美しく、期待が高まります。

 

 

食前酒

香りがよく、この後の食事が進みそうです。

 

 

生湯葉 クコ 柚子胡椒

 

 

中央の赤いのがビーツのソース

右がニンジンのソース

右上から中央下の斜めがオニオンソース

左手前の点々がバルサミコ酢のソース

キューブ状のものが、醤油ジュレ

ソースが美味しくて、野菜とサーモンの味を引き立てます。

無駄なく綺麗に食材につけていただきます。

 

 

信州サーモンのコンフィー

塩麹、アロエ、ヤングリーフ、シーサラダ

 

 

地物野菜他とピクルスなど

一皿目から、ノックアウト状態です。

 

 

牛乳豆腐 柚味噌

 

 

ここで日本酒をいただくことに。

一升瓶がカウンターにずらっと並んでおり、名前と種類、価格が手前のカードに表示されております。

息子さんが好みを聞いてくれて、これはどうでしょうかと味や香り、酒蔵の説明をしつつ、提案してくれます。

 

 

 

十六穀米スープ

ドライベジタブル

濃厚で想像を超える味です。

温泉で整った身体に染み渡る気がします。

 

 

息子さんがテーブルで、酒蔵とお酒の特徴を説明しつつ、一升瓶から片口にお酒を注いでくれます。

亀齢をいただきました。

 

 

ここからは夏の天麩羅

竹の子

 

 

抹茶塩でいただきます。

 

 

緑茄子

 

 

 

ズッキーニ

 

 

甘唐美人

 

 

信州りんご

絶品でした。

 

 

チーズの茶碗蒸し

トマト ねぎ

旨味がジュワジュワです。

器も良い。

 

 

福無量をいただきました。

 

稲光が時折。

雨も激しさを増してきました。

 

 

牛ヒレと冬瓜のお吸い物

長ねぎ、水菜、人参、ディル

香りの良いブラックペッパーが利いています。

冬瓜は好物ですが、この取り合わせは初めてです。

 

 

 

 

大岩魚 春菊ジェノバ風

長芋、椎茸、ミニキャロット

大根生ハム巻き、味噌、クリームチーズ

紫芋ソース、パプリカパウダー

見た目にも綺麗で、美味しかった。

 

 

締めは野沢菜茶漬け

 

 

 

デザート

白桃ソルベ りんごデンキブラン煮

ブラックベリー、マンゴーヨーグルトソース

白桃ソルベとデンキブラン煮は香り高く、爽やかな甘みで、ご主人の説明どおりの酸っぱさのブラックベリーが良いアクセントになっておりました。

 

 

 

杜仲茶

デザートの後にいただき、さっぱりしました。

名残惜しいですが、これでおしまい。

 

 

どれも手が混んでいて、他で同じものに出会ったことがないようなものも多く、見た目も美しく、美味しかったです。

料理の美味しい宿として、評価が高いのも納得です。

ごちそうさまでした。