釣りキチ三平の作者、矢口高雄先生がなくなった。

 

友達のF君の家に単行本全巻が揃っていて、よく読みに行った。

ワクワクしながら、時間を忘れて読み耽った。

テレビアニメは欠かさずみていた。

釣り道具屋さんには三平のポスターやのぼりがあり、ダイワの釣具は垂涎の的であった。

友達のU君が三平がサーモントラウトと一緒の下敷きを使っていたことを思い出した。

振り出し竿を親に1本買ってもらって、三平気分でいろんなところに釣りに行った。

あの頃の小中生は皆、三平だった。

自然を大切に、人を大切に、道徳的なものの多くも、釣りキチ三平から学んだ気がする。

 

矢口先生、ありがとう。

合掌。