2018年8月11日

 
お盆休みは渋滞するため、巡礼は中断と思っていたが、渋滞予想を見ると朝早ければ所要時間はそれほどでもなさそうなため、埼玉の3寺を目指すこととする。
 
5時半に出発。
環八は先週より順調に流れている。しめしめ大成功と思いきや、関越に乗って程なくして渋滞末尾に到達。
東松山ICまで、3時間少々。
慈光寺には9時過ぎに到着。
 
駐車場に車を停めて、観音堂に向かう。
お経の説明板が途中に何箇所かあり、読みながら登る。
 
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観音堂の天井には白馬が。
畑を荒らしたから、ここに封じ込められたらしいが、ちょっとかわいそうな気も。
(木彫りの馬が畑を本当に荒らすわけないけど。)
 
観音堂の隣の建物はカーテンが閉まっており、「朱印納経は本堂に」的な張り紙多数。
よくわからん!もしくは誰もいないじゃないかと帰ってしまう人が多いんですかね。
 
般若心経堂を見て、本堂へ。
 
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有名な学術的にも価値のあるお経を所有されているお寺と知る。
 
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本堂の扉を開けるとどんな人でも絶対に気づくだろう電子音が。
先客とご住職夫婦がお話しされていて、声を掛けづらい雰囲気。
なんでも、百観音の納経軸に某お寺さんでもらった御朱印が間違った欄に押されて(&書かれて)おり、どうしたら良いかをアドバイスされていたようだ。
 
奥さんに軸を預けて、観音様、阿弥陀様に手を合わせる。
本堂の右手奥の方が御朱印対応スペースになっており、品揃え豊富、掛け軸の見本もかけられていた。
ご本尊の手の向きが一本逆になっている話や修復の前と後の話、著莪の群生地でいつごろが見頃だとか、ご開帳、火渡りの話などをお聞きし、ときがわ観光ガイドや年中行事を書かれたパンフレットをいただいた。
ご夫婦で、ときがわの観光客誘致にかなり貢献されているようだ。
名コンビですな。
 
御朱印もご夫婦2人体制の分業制だった。
これまで、1人完結ばかりだったので、ちょっと意外。
(数日後、二人体制に遭遇するのだが。)
 
岩殿観音 正法寺に向かう。
高速と違って、下道は空いており快適だ。
35分ほどで到着。
 
仁王門から一直線に石畳の道があり、その両脇に屋号を書いた看板が掲げられた民家が並ぶ。
ちょっと独特な雰囲気だ。
昔は門前町として栄えていたのだろう。
 
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駐車場は仁王門のすぐ左手。
仁王門からまっすぐに観音堂への石段が続く。
紫陽花の季節は綺麗なんでしょうね。
 
階段を登りきった右手にある鐘楼は茅葺で目を引く。
 
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境内は整然としている。
百日紅が綺麗に咲いていた。
 
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観音堂に手を合わせる。
 
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観音堂右手は岩肌が切り立っているところに石仏が並んでおり、雰囲気がある。
 
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仁王門の右手にある納経所にて、御朱印をいただく。
掛けてお待ちくださいと声かけいただいたり、うちわが用意されていたりで、ありがたい。
玄関で渡して、中で書いてきていただくスタイルだ。
 
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11番吉見観音 安楽寺へは40分程度で到着。
駐車場の看板も駐車場自体もが大きく、見落とすことはない。
 
道の両側の石の仁王さんに挨拶し、お寺に向かう。
道路の突き当たりから、石段が始まり、ちょっとだけ登ると仁王門がある。
 
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最近出会った門の中にいらっしゃる仁王さんは必ず赤いのだが、気のせいか。
門の所々に彩色が施されたところがある。
見ているといろいろなものがいて、結構面白い。
 
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ひらけたところに一旦出て、また少し石段を登ると本堂がある。
(今日の3つのお寺のなかで比較すると、登ると表現するのは適切ではないかも知れない。)
 
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本堂におまいりする。
立派な建物だ。
 
 
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本堂の右手には三重塔。
 
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左手に少し入っていったところに納経所がある。
(入り口って書いてあるところ)
 
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御朱印をいただく。
 
中腹に戻り、お地蔵さんや阿弥陀さまに手を合わせる。
これで埼玉の9寺のおまいり終了。
 
参道にある どびんや さんに入る。
 
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厄除け団子で用意できるのはしょうゆ、のり、ゆずみそとのこと。
ゆずみそをいただいた。
これで厄除けできたかな。
 
肉汁うどんと迷って、冷汁うどんをいただく。
きゅうりの薄切り、大葉の入ったゴマだれのつけ汁に、冷たいうどんをつけて食べる。
さっぱりして、うまい。
熱中症対策にも良さそうだ。
 
帰りの関越はガラガラ。
吉見観音の駐車場を出発してから、1時間半で家に着いておりました。