毎年巨大戦力を揃え、優勝候補と言われる巨人
今年は「巨人沢村」というネームも得て、2年ぶりの優勝を狙ったシーズンだったが。。。
とにかく打者の故障が痛かった
小笠原や阿部は不振から故障リタイアで戦線離脱、飛ばないボールがまともに影響した本塁打メインのチームは、開幕当初から打者の戸惑いの中での試合を進めた
だが、予想以上に本塁打は減り、繋ぐ野球が苦手のチームとして、かなり苦しい展開となった
投手力 防御率2.61②
エース内海を軸に、東野、沢村、ゴンザレス、西村というローテを描いていたが、ゴンザレスが不振を極めて二軍落ち、西村はマウンドでのパフォーマンスが悪すぎて中盤までローテ定着が出来なかった
ここ数年泣かされている抑えの切り札にはアルバラデホを指名するも、開幕直後に早くもモロさを露呈、守護神失格となり混迷
ロメロを代役に使うも、日本の野球に馴染めずに失敗
次に打った手は先発で結果を出せない東野をまわす荒療治だったが、なんとか凌ぐ反面先発の駒を失った痛手の方が大きすぎた
中盤から久保を半信半疑で抑えにまわすと、なんと大当たり!
ここまで適正があったのか!と思わせる活躍を見せ、勝利の方程式の最後を確立した
打線の援護を得られずに苦しんだルーキー沢村は、終盤にかけてエンジン全開で実力を示し、11敗しながらも11勝して新人王最有力へ浮上、首位中日に相性が良く、順位を上げる原動力となった
攻撃力 打率.243④ 本塁打108① 盗塁106①
一発攻勢が得意なチームらしく、本塁打はリーグトップ
しかし昨年(226)からは半数以下となり、苦戦の原因となった
本塁打頼みの攻撃はモロくも崩れ、攻撃での主導権を握れずに順位を落とした
しかし機動力というらしくない武器は他を圧倒、盗塁王の藤村を始め、鈴木や長野といった「走れる」選手が果敢に次の塁を狙う姿勢は相手にとって嫌な攻撃であった
本塁打と変わらない盗塁数はリーグで抜きん出た数字であり、規定打席すら到達しない選手がランキング上位に名を連ねるのは、新たな巨人を印象づけた
坂本、小笠原、阿部、ラミレスといった、ホームラン打者が揃って統一球の餌食となり、調子を崩したのは予想外であったが、それでもリーグトップの本塁打数であり、リーグ屈指の長打のチーム
何にしても、ラミレスのような守備に目をつぶる選手は打てないと価値が出ず、統一球に一番苦しめられたのはこのチームだったね
戦力から断トツ優勝候補であったはずが、3位に甘んじたのは予想外
投手力が上がっており、守備の意識をもう少し持てば常勝チームの看板が戻るだろう