「猫弁と鉄の女」 | ピロのブログ

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その日聴いた音楽なんかを書いてみます。


大山淳子 / 猫弁と鉄の女






初版限定ステッカー付。


猫弁シリーズ第7弾。
タイトルは元大臣の娘で跡を継いだ現代議士の勝子の異名。
物語は迷子の犬をポチと名付け一時的に引き取った老婦人。
シェアハウスで問題を起こしたカメレオン。
総選挙で杉花粉一掃を公約にした勝子。
山を買い取り、伐採すると。
多摩のもえぎ村。
山の神モリリン。
ポチが庭を掘ると千両箱が。
結婚相談所に勤める猫弁の婚約者亜子は結婚歴三回六十代の女性の接客。
それらが絶妙に繋がっていき。
そして、「あっちがこっちと結びついて、パズルがはまるように、おさまるところにおさまった」。
もっとスペクタクルなラストかと思ったけど、と思った直後亜子との仲が急展開!
パズルがハマりました。
2024#8