「コンビニたそがれ堂 神無月のころ」 | ピロのブログ

ピロのブログ

その日聴いた音楽なんかを書いてみます。


村山早紀 / コンビニたそがれ堂 神無月のころ





シリーズ第5弾。
表題作含む5つの物語。
神無月ってことでキツネの神様が居なくて代わりに表紙の女の子がアルバイトで店番。
てか店長って神様だったんだ。

どのお話もちょっぴり怖くて、まぁまぁ切なくて、それでいてとても優しい物語。
前作までの登場人物たちが出てるっぽいけど思い出せず。
あとがきにアルバイトさんも2巻に出てたと。

「未来へと向かっていく人間たち、幸福になっていこうとする人々を物陰から見守り、愛する側の者達寄りの視点の物語。─ひっそりと月の光に照らされ、でもそれなりに楽しそうに「生きて」いる、過去の世界に「存在してきた」優しい誰か。」ホント優しい物語でした。
2020#32