七月隆文 / ぼくは明日、昨日のきみとデートする
帯に、「彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる」って。
タイトルからしてタイムトラベルもの?
プロローグで一目惚れして、声を掛ける。
告白して付き合い始めて、
未来のことがワカッテるような彼女のそぶりと、
五歳の時、震災にあって、知らないおばさんに助けてもらって。。。というエピソードが出た時点で、
だいたいワカッテしまった。
けして、ハッピーエンドにはならないな~と。。。
付き合い始めて、ほとんど毎日会う二人。
「彼女はとても寂しがり屋で、」
に、自分なら毎日は重いな~と。
でも、「彼女の秘密を知ったとき」、
それは、彼女にとっては、そういうことで、とても切ない。。。
ネタが分かってしまってたから、
最初から読み返すことは無かったけど。
とても切ない物語でした。
BGMは、スピッツのタイム・トラベル。
今度は、ベタなハッピーエンドな物語が読みたいデス。