弱虫ペダルの影響を受け、「ロードバイクが欲しい!」とかねてから思っていたのですが、保管場所、乗る時間、嫁の目が気になり、超妥協して安物クロスバイクを買うことにしました。
2017年3月 ANIMATO METRO購入。
Amazonで25,000円で売ってましたw
フロント3段、リア7段というなんとも安物感満載ですが、それなりにクロスバイクしていて乗ってて楽しかったです。
「ママチャリに毛が生えた程度」という表現も多いですが、ペダルが軽くて巡航速度も20~25kmぐらいで走れたし、自転車の楽しさを満喫できました。
見た目重視で同時購入したブルホーンバーに付け替え、これまた見た目重視で同時購入したサドルに付け替え、なんだか頑張りそうな雰囲気を醸し出しました。
ヘルメット、グローブを装備して走ると気分も高まります。
無駄に坂道を登ってみたりもします。
ママチャリでは立ちこぎしてやっと登れた坂でも普通に座ったまま登れることに感激しました。
バックパックを背負って走ったら背中が蒸れることを勉強したので、シートポストにつけるバッグを買いました。
なんということでしょう!
荷物がないということがこんなに快適だったとは!
普段着で乗り続け、風という壁にぶち当たりました。
サイクルジャージの機能性に驚きました。
そんなこんなで、いろいろカスタマイズして結局総額5万円ぐらいは使っているのですが、こんなにもたくさんのことを学べたので買ってよかったと心から思える自転車でした。
なんといっても安物なので盗難の心配がありません!
自転車カバーを被せて屋外保管しているのですが、一度カバーがめくられていました。
が、無事でした。
安物万歳!
ただ、ですね。
自分が買わせた面もあるのですが、友人のロードバイクに乗らせてもらったりすると、やっぱり安物クロスバイクだなと実感します。
なんというか、ペダルを踏めば踏むだけ進んでいく感覚といいますか、やっぱり全然違うんですよね。
サイクリングロードでロードバイクの集団に軽々とパスされていくのは哀しいものがありますし・・・
という劣等感を抱いていたある日のこと。
知人からレースの情報をもらいました。
え?筑波サーキット走れるの?
筑波サーキットといえば、グランツーリスモで自分のホームコースです。
新しい車を手に入れたらとりあえず筑波を走って特性を確かめるというルーチンワークが出来上がっています。
でも車で筑波を走ろうと思ったらライセンスやらなんやらで、ちょっとめんどくさい・・・
自転車でもいいです!走ってみたいです!
そんなわけで友人を巻き込んでレース参戦決定です。
ママチャリで走る人もいるレースだと聞きました。
安物クロスでがんばろうと思いました。
自転車の性能の違いが走力の決定的な差ではないことを教えてやる!
数日後、友人のカーボンロードバイクに乗りました。
やっぱ段違いだな・・・えぇ、決定的な差です。
安物クロス、必死こいて30km/hです。
カーボンロード、気づいたら30km/hです。
そんな流れで、いつしかRIDLEYのFENIXを買おうと具体的に考えるようになりましたw
とりあえず自転車見に行こうと、子供を塾に送って少し空いた時間にふらっと立ち寄りました。
店:「何かお探しですか?」
俺:「ロードバイク欲しいなーとただ漠然と・・・」
店:「これ(コルナゴ)なんかどうです?サイズもちょうど良さそうだし、フルカーボンで超特価ですよ」
俺:「(いやいやコルナゴのフルカーボンなんて高くて買えないでしょ・・・)
いやー、アルミの安いヤツから始めようかなと・・・」
店:「そうですか?長い距離乗るならカーボンの方がラクなんですけどね」
俺:「そんなに違います?」
店:「短い距離ならあんまり変わりませんけど、長距離走った後の疲労感が全然違いますね」
俺:「でも予算が・・・」
え!?16万切ってる?」
店:「春に引っ越されてくる方も多いので目玉商品的なものを用意しようと思って。
こんなに安くしたの初めてですよ」
悩むこと約20分。
俺:「じゃあお願いします」
エントリーロード買うつもりが、つい勢いでフルカーボン買っちゃった(●´ω`●)ゞエヘヘ
2018年5月 COLNAGO AC-R 2014購入。
こうして41歳にしてロードバイクデビューしました。