DAWソフトのスコア表示でプリントアウトすると、とても読みにくいですよね。
表記を正しいものにしようとすればするほど、沼にハマります。(少なくとも私は)
ただ、siberiusuやfinaleは手を出しづらいなぁなんて思ったり……
そんな時は無料ソフトを使ってみるのも手ですね。
(あたしゃsiberiusuつかっ◎$♪×△¥●&?#$!(’ω’)ファッ!!?)
今回、ここでは私なりの使い方を忘備録として残します。
MuseScore4(無料)
少し前にMuseScore3だったのがMuseScore4になり、大変見やすくなりました。大規模アップデートだそうです。
変更点:
・MuseHUBから起動(私は直に動かしてる)
・画面デザイン(好きな色に変えられる)
・クラウド保存
・インスペクタがなくなった!(プロパティに変更)
・MuseHUBで音源やエフェクトの追加
・VST3の使用可
私が知っている情報はこれぐらいですかね
DAWソフトのような使い方に近くなった感があります。
これが多機能でオープンソース……すごいですよねぇ
オーケストレーションにもってこいな印象です
私の使い方
私は自身が演奏した方が早いので、別のDAWソフトで楽曲プロジェクトファイルとは別に、スコア作成用プロジェクトファイルを作りMIDIデータを作り込みます。DAWソフトをお使いの方は先にDAWでMIDIデータをチャチャッと作ってしまいましょう。
MuseScore4で入力も出来ますが、リアルタイムな操作(演奏したデータを入力する)には向いていないと思います。
DAWソフトでMIDIをスコアどおりの正しい位置や長さに正す必要があります。
その時、ノート一つ一つの長さに気をつけてください。楽曲の作成過程でスコアも作るのであれば、別トラックかスコア作成用の別プロジェクトでMIDIデータを作成してください。人間が弾いたものをそのままMuseScoreに入れると大変な作業になりますので。
クオンタイズとトリムでノートを正してください。
長すぎたり短すぎるとMuseScoreに読み込んだ時に不要な声部や休符でいっぱいになります。
ペダルの表記が邪魔になることがあるので、DAWソフトから書き出す前に消しておきます。
DAWソフトから書き出したMIDIデータを読み込み、声部がおかしいところは直します。アーティキュレーションの表記などはパレットから追加していきます。
3連符や変拍子はMuseScoreで追加出来ますが、DAWソフトでMIDIデータを作っているのであれば、DAWソフトで正しく作ってから書き出します。
MuseScoreでもMIDIキーボードを弾きながらデータを入力することが出来ますが、私は長年DAWでMIDIを作って来たので、慣れません。
DAWのピアノロールを使って修正した方が早いと思うんです
サスティンの適切な箇所への入力もDAWの方がしやすいです。
完成したスコアを聞いてみて、おかしいところは直します。
その繰り返しです
まとめ
私もまだまだすべての機能を使ったわけではないので、この程度の紹介しか出来ませんが、こういった楽譜制作ソフトは基本的な使い方の要点をまとめると
①DAWソフトのピアノロールでMIDIデータを作りこむ。
・プロジェクトファイルのキーやBPMの設定は正確に
・ノート1つ1つの長さやタイミングは正確に(トリムとクオンタイズ)
・音源用とは別に必ずスコア用トラックまたはプロジェクトファイルで作る(MuseScoreでの作業を減らすため)
・サスティン(ペダル表記)はDAWソフトのスコア表示画面から一気に消す
②DAWからリージョンを選びMIDIデータを書き出す。
(リージョンは頭から最後まで結合されていること)
③MuseScore4に読み込む。
④不要な休符を削除または非表示させ、正しい声部に直す
⑤目と耳で確認する。(必要であればミキサーで調整をしながら)
あとできることは……
・MuseScoreで作成したスコアをMIDIデータとして書き出す
・PDF形式のスコアを読み込んでスコアの作成(Webサイトからアップロード)
この2つは私の場合はあまり使わないので紹介出来ませんが、詳しくはMuseScoreのWebサイトからどうぞ
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