グーグルのアプリ、Look to Speakをインストールしました。

どんなアプリかというと、視線だけで意思疎通、会話のできるアプリです。


多系統萎縮症は進行すると寝たきりになり

意識がはっきりしたまま、手や首でさえ動かせなくなる可能性があります。

もちろん声を発することも難しくなるので

患者と意志の疎通が困難になるのは想像に容易いです。

 

そこで、視線で会話が出来ないだろうかとネット検索した結果、

この無料のアプリにたどり着きました。

 

数十万から百万円単位で、視線でキーボードが打てたり

意思疎通に使える機器もありますが、私には現実的ではありません。

このアプリで将来に向けて意思疎通の用意を進めようと思っています。

 

ざっくりとした紹介になりますが

グーグルともアプリのLook to Speakとも無関係のユーザーです。

私には1円も入りません。

 

●用意するもの

  インカメラのあるスマホ、通信環境

 

以上、これだけです。

インカメラの無いスマホなんてあるのかな?ガラケーではありましたね。

まずLook to Speakをスマホにインストールします。

自分で「アプリ Look to Speak」と検索してもいいし、アプリはこちらです。

  


インストールしたら最初に少し案内が入りますが、

それが終わるとアプリを立ち上げたらこんな画面が初期設定になります。



スマホのインカメラに目の部分が入るようにスマホを持ちます。

カメラに視線を向ける必要はありません。

左右に視線を動かすことで反応するので、

顔は動かさず視線だけ選択したい言葉のある右か左かに向けます。

左右に視線を動かす時、スマホの画面は見ないと認識するとスムーズです。

この操作を何度か繰り返し、最後に選択した言葉が残れば成功です。

最後に残った言葉がスマホに読み上げられます。

間違えたら上にキャンセルと文字が表示されてるので、視線を上に向けてやり直しです。

 

言葉は左上の三本線「三」←こんなやつ を押るとメニューが出てきますので

そこで「フレーズの編集」を押すと編集できます。


登録できる言葉は、左右それぞれ10個まで。

なので左右合わせて20個まで。

短い言葉が推奨されています。

患者本人と相談して使いながら言葉を選んでいけば良さげです。



私個人は家族全員のスマホを使えば

40や60個の言葉の準備も可能かもしれないと夢を膨らませています。

言葉が多すぎると使用する患者本人が大変そうではありますね。

 

グーグルさん!

神アプリ Look to Speak の開発をありがとう!!

多系統萎縮症患者とその家族に希望が広がりました。

課金歓迎するので登録単語を増やしてください!

お願いします!