続縄文時代のフゴッペ洞窟 | ピリカモシリ Pirika Moshiri

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アイヌ刺繍の作品をご紹介します。
令和元年にアイヌ伝統工芸家に認定されました。
I post my Ainu embroidery works.
I was authorized as an Ainu Tradithional Craftworker in 2019.

天気が良い日には家にいないまほうつかいです。
だから作品ができても写真を撮れず、完成した「基本文様の額」についての記事を書けません。



天気が悪いからようちゃんとふたりでフゴッペ洞窟に行きました。
撮影禁止だから、ハッチャキこいてスケッチ。
ちょっと擦文時代っぽい雰囲気も感じます。
後北式土器=後期北海道式薄手縄文土器
擦文(さつもん)時代=続縄文時代のあとに興った北海道
   独特の文化。
   その後オホーツク文化と融合してトビニタイ文化、
   アイヌ文化に繋がります。

おおお、なんとなく腹直筋に似てる。
だからかな、下の縦の縄目は大腰筋とか腸骨筋に見えてきます。


壁画が刻まれた続縄文遺跡。
今から1,500年くらい昔の遺跡。
比較的新しいほうです。
日本は弥生時代でしたが北海道には弥生時代はなく、続縄文時代でした。


この洞窟ね、超レアなんです。
壁に絵を刻んでいる遺跡は、日本にはこのフゴッペと手宮洞窟にしかありません。

しかも羽が生えた人間(有翼人)とか手を繋いでいる人たちとか。
(羽が生えるという言葉にドハマリな私…)

文字なのか絵画なのかで長いこと論争が続いておりますが、今のところは絵画説が有力なのだそうです。
角が2本生えた人間(有角人)もいます。

ほんとはこーゆーの。
縄文時代には羽が生えた人、いたのかなぁ。
今でも約1名いるけど。



俄然ストーンサークル巡りをやりたくなってきました。
刻画とは時代は違えどこの形、意味ありげ。


忍路環状列石。


地鎮山環状列石。


西崎山ストーンサークル。


余市は縄文遺跡の宝庫。
しかもレア物が多いようです。


縄文時代、すごいよ〜。
内地で古いものは30,000年前らしいです。

さんまんねん。


エジプト文明やメソポタミア文明は5,000年前。
それを遥かに越える世界最古の文明が縄文です。
その価値を最近やっと知ったまほうつかいです。


その縄文人の末裔がアイヌです。
(私たち日本人は大陸系民族と縄文人のハイブリッド)













































腹直筋が美しくて


羽が生えている人が


ふたたび翔くときをじいっと待つ。






はばたけ。


いろいろと失敗して門外不出となってしまったこの作品。
結局修復できませんでしたっ!