職場近くのとあるビルの一角に、喫煙コーナーと化した憩いの場がある。

最近は、喫煙ルームを廃止する会社が増えてきているせいか、昼時ともなると、そこら中のオフィスから愛煙家達が集まって来る。

晴れた日はもちろんのこと、雨の日も雪の日も傘を差しながらプカプカプカ…

ところがだ。

新年度を迎えた4月1日、愛煙家の憩いの場だったそのスペースは全面禁煙となってしまったのだ。


あれから数日。

あんなにも居た愛煙家達の姿は一切見ない。

代わりに、空気の澄んだその場所で昼食を取る人の姿がチラホラ。

一体、愛煙家の彼等は今何処でタバコをくゆらしているのだろう?

実はワサビも二年前までは喫煙者だった。

特に禁煙するつもりもなかったのだが、以前勤めていた会社を辞めてから一切吸わなくなったのだ。

ワサビにとってタバコは、イライラを鎮静させるための道具にしか過ぎなかったようで、会社を辞めたら苦もなくタバコも止めることが出来たのだ。

逆にいうと、どんだけストレスのある職場だったんだ?ってことだね。

ちなみに、ワサビの今の職場も丁度一年前から全館禁煙となっている。

タバコ止めてよかった^^;

未だに喫煙者だったら、間違いなく喫煙所ジプシーになっていたかも…


こうやって、また、喫煙者が虐げられて行くのね。

愛煙家の皆さん、お気の毒に。