本格的にFA市場が開始してしばらく経ちましたが、ここまでパイレーツはラッセル・マーティンと契約し、ジェイソン・グリーリと再契約したのみ。

獲得してしまったらドラフト指名権を取り上げられちゃう選手は以下の5名。
カイル・ローシュアダム・ラローシュニック・スウィッシャーラファエル・ソリアーノマイケル・ボーン
もちろん関係ないですね。
来年のドラフトで全体11~13位指名権を持つチーム(メッツ、マリナーズ、パドレス)に彼らを獲得してもらえると嬉しいです。
そうすれば最高でパイレーツの指名権が全体11位にまで上がりますからね。
ジョシュ・ハミルトンのエンゼルス行きにはガッカリしました。
マリナーズへ行って欲しかったな。

パイレーツも早くレイズのような主力選手との別れ方ができるようにならないといけませんね。
主砲を出したのに落ち目プロスペクトの詰め合わせしか手に入れられなかったGMで大丈夫かな?



【先発投手】
開幕はA.J.バーネットワンディ・ロドリゲスカイル・マクファーソンジェームズ・マクドナルドジェフ・ロックの5人でいいと思いますが、一応補強は視野に入っています。
リック・ポーセロなどに興味を示しているとされます。
しかし、タイガースはハンラハンに興味無しとも言われており、ドジャースのクリス・カプアーノの方がまだ現実的か?
獲得後の価値は若いポーセロの方が高いかと思いますが、どっちにしろあまり惹かれる話でもありません。
プレーオフ進出を絶対目標にできるほど戦力が揃っていないのは明らかなので、成功すれば長く安く雇える若手にチャンスを与えるのが良いと思います。
そのためにもデプスを厚くしておきたく、ベテランをマイナー契約なりスプリット契約なりで獲得したいです。


アーロン・クック (レッドソックスFA)
かつてハードルの下でプレーした。
2012年がスプリット契約だったので、今オフもマイナー契約でしょう。

フレディ・ガルシア (ヤンキースFA)
2011年のようにマイナー契約で。

クリス・ヤング (メッツFA)
元々はパイレーツがドラフト指名したが、タダ同然で放出しています。
今年はマイナー契約から昇格を勝ち取り、最後の4試合はQSだった。

王建民 (ナショナルズFA)
パイレーツはシンカーボーラーが好きだと思う。

松坂大輔 (レッドソックスFA)
メジャー契約を提示するチームあるのかな?
パイレーツが松坂にメジャー契約を与える理由は全くありません。
マイナー契約orスプリット契約なら是非。
黒田と長年バッテリーを組んだマーティンがいるということで、日本のメディアも色々書きやすいのでは?
18番は地元の人気者が着けてるからあげられませんけどね。

ジェイミー・モイヤー (FA)
マリナーズ時代に加え、パイレーツとは歴史的にライバル関係であるフィリーズのイメージも強い選手 ですが、50歳のシーズンをパイレーツで迎えてくれたら嬉しい。
ペンシルベニア州でもピッツバーグと逆のフィラデルフィア近郊出身でフィリーズファン。

柳賢振(ハンファ・イーグルス、ポスティング)
*すでにドジャースと契約しましたが、修正せずに残しておきます。
入札くらいしてみても良いのでは?
Ryu Hyun-jin's 13 strikeouts
Ryu Hyun-jin strikes out 9
Ryu Hyun-jin strikes out 7
Ryu Hyun-jin strikes out 12
速球は最速でも93マイル程度でスライダー、カーブ、チェンジアップですかね。
チェンジアップの評価が良いのは好印象。
ハンファが容認する基準を含めどんな金額になるか想像できませんが、4年総額2400万ドル(ポスティング料含む)くらいなら許容範囲かなと思うんですけど。
1000~1200万ドルで入札して4年1200~1400万ドルで契約という感じ。
3人のプロスペクト放出+残り2年1550万ドルという条件でワンディ・ロドリゲスを手に入れたのだから、ローテ中盤の投手に年800万ドル程度は出せるという価値観のはず。
A.J.バーネットが来年限り、ワンディは2014年限りで契約が切れる。
年俸の安い若手(ゲリット・コールジェームソン・タイオウンカイル・マクファーソンなど)に入れ替わっていくので、投手陣に金銭的不安はあまりないと思います。
中日からオリオールズと契約したチェン・ウェインが3年1100万ドル強+オプションでしたから、判断材料になるかも。
代理人がスコット・ボラスなのが厄介ですけど、パイレーツはボラスのクライアントも結構多いし。
正直ジェフ・ロックくらいの実力にも見えるし、本気で獲りに行くこともないだろうけど入札するだけしてみたら?
ちなみにキース・ロウは先発よりリリーフだと評価している。
結局6年総額6000万ドル以上ですか。
ドジャースはかなり高く評価したんですね




【リリーフ投手】
クローザーのジョエル・ハンラハンはこのオフにトレードすべきです。
といってもあまり人気が出なくて苦労してそうですが・・・。
どさくさに紛れてブルージェイズに獲ってもらえませんかね?(笑)
とにかくトレードしないと。
ジェイソン・グリーリと再契約できたのでハンラハンを出した場合のクローザーは彼ですが、ブルペンに若手が多いのでしっかりした投手を1人獲っても良いかも。
グリーリがクローザーで失敗することに備える意味でも。


カイル・ファーンズワース (レイズFA)
安価なクローザー候補になります。
あとは乱闘要員。

コーリー・ウェイド (ブルージェイズFA)
パイレーツのリリーフにいないタイプ。
球速は無いが、右打者に縦カーブ、左打者にチェンジアップ。
今季最初の2ヶ月は素晴らしかったのに突如荒れたのは何故?
コントロールがしっかりしている投手が少ないし、リーズナブルで年齢的にも問題ないので悪くないかと。

スコット・アッチソン (レッドソックスFA)
肘に不安があるのでマイナー契約で。

ブライアン・ウィルソン (ジャイアンツFA)
ノンテンダーされる前の時点でドジャースに行きたいと言ってジャイアンツファンを怒らせていた。
300万ドル程度なら試してみる価値があると思うけど、それ以上ならパスで。

リッチ・ハーデン (FA)
もちろんマイナー契約で。
肩を手術して2012年は無所属。
どんなもんか分からないけど復帰を目指しているそうだし、元々の能力が凄いのでリリーフで使えるようになればラッキー。

藤川球児 (阪神FA)
*カブスと契約しましたが修正しないでおきます。
桑田真澄岩村明憲五十嵐亮太高橋尚成と、日本人選手を雇った経験はあります。
(誰1人として、一瞬たりとも活躍していませんが。)
プロ野球を観ることがあまりないので今の藤川がどんなものかよく知らないのですが、リーズナブルな契約が可能なら良いのではないでしょうか。
昨年も空振り率はまだ傑出して高かったようだし、今でもその質があるのなら。
統一球で飛ばなくなっても空振りには関係ないですからね。
球速自体はMLBのリリーフとしては平凡だし横の変化もないので、フォークがあるにしても速球の質次第でしょうか。
いつかのサンスポに「米球界の評価は最低でも2年1000万ドル以上!」とか出てましたけど、そんなの迷わず却下。
オーバー30の未知数なリリーフにそんなデカイ契約を支払うのは、相当なギャンブルだと思います。
少なくともパイレーツはそんなことができるチームではない。
今のところ、獲得する可能性はほぼゼロ。
2年950万ドル+オプションという好条件でカブスと契約。



【捕手】
個人的には不本意でしたが、ラッセル・マーティンと2年1700万ドルで契約して正捕手決定。
控えのマイケル・マッケンリーはマイナーオプションを残すので、別の控え捕手を加えることも可能です。
ただ、高額でマーティンと契約しただけに、そこまでの贅沢はして欲しくありません。
むしろマイナー契約でAAAにベテラン捕手を置きたい。
トニー・サンチェスの昇格準備がいつ整うか分からないし、そもそも期待度が下がってる。
ラモン・カブレラはトレード、エリック・フライヤーも去りました。
MLB経験のある捕手をAAAに置いておきたいです。


ブライアン・シュナイダー (フィリーズFA)
マーティンマッケンリーサンチェスが右打者なので、できれば左打ちの捕手が良い。
マイナー契約じゃ無理?

ヨービット・トレアルバ (ブルワーズFA)
ロッキーズ時代にハードルの下でプレーしていたのでコネはある。
しかし成績の低下が激しく、特に定評のあった守備力がむしろ足を引っ張っている。

ダスティ・ブラウン (レンジャーズ、マイナーFA)
AAAに最適の捕手だと思いますが、2011年にパイレーツは見切りをつけている。

ジェイソン・ハラミーヨ (アスレチックス、マイナーFA)
出戻り。

J.R.トウルズ (ツインズ、マイナーFA)
評価の高いプロスペクトだったがMLBでさっぱり打てず。
今年はAAAでも駄目だった。
いまさら開花する見込みはかなり小さいけれど、AAAならまあ良いか。



【ユーティリティ】
守備力を考えると、唯一SSをしっかり守れるジョーディ・マーサーはベンチに入れておきたい。
ユーティリティはジョシュ・ハリソンが重宝されていますが、私は力不足だと感じています。
ブロック・ホルトでも良いかもしれませんが、やはり攻守にもう1つといった印象。
経験豊富なベテランが欲しいです。


プラシド・ポランコ (フィリーズFA)
SSを守らないのは残念ですが。
巧みなコンタクト能力と状況に応じた打撃はパイレーツに欠けているもの。
ペドロ・アルバレスが拙守なので、2Bと3Bを高水準で守れる点も重要です。

ライアン・テリオ (ジャイアンツFA)
2年連続世界一の幸運を分けてもらいたい。



個人的に欲しかったケビン・ユーキリスはヤンキースと契約しました。
ギャレット・ジョーンズにはトレードの噂もあるけど結局残ると予想します。
今が売り時といっても大きな見返りを引き出せる選手ではないと思うし、彼に抜けられると戦力的に厳しくなるのも確か。
もうジョーンズサンチェスで我慢しますよ。
奇跡が起きて今年以上の活躍をしないとも言い切れないし。
とすると、この11人がほぼ決定。

 C マーティンマッケンリー
1B ジョーンズサンチェス
2B ウォーカー
3B アルバレス
SS バームス
LF マーテ
CF マッカッチェン
RF スナイダータバタ

あとは控え野手2人。
補強せずにいけないこともないですが・・・。
個人的にはSSのマーサーを入れてハリソンは外し。
ポランコを獲ります。