『KEREN』、一ヶ月が経ちまして | ピラニアなるままに

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ピラニア楽団(ムロ・室田晃)のblogです

お久しぶりです!!

書いてないだけでずっと元気にやっておりました!!

ということで突然Blog再開いたします。毎度ながら長いです。


2/25からはじまった舞台『KEREN』、早くも一ヶ月が経ちました。

今までバンドでも芝居でも一ヶ月続けて毎日同じ舞台に立ち続けたことがなく、刺激と勉強の毎日を送っています。

スキンヘッドの継続も二週間くらいならあるけれど、半年ほど続けることはなかったので、思わず友人の山海塾のいっちー(市原昭仁)に頭皮ケアについて連絡しちゃいました。


こっちが現在のワタクシで

 

 

こっちがいっちーです、同じ悩みを話せるわけです









話が脱線しちゃいそうになりましたが、そもそも舞台『KEREN』ってどんなもんなの?ってことも何も説明してないですね、すみません。
もう、他の出演者や色んな関西中心のメディアなどでも取り上げられてはいるので今更かいな話ばかりに今回はなりますが、僕のことを知っていてKERENのことをまだわからない方向けという意味で今回は舞台『KEREN』について簡単に書かせていただきます。


舞台『KEREN』(HP)

 

 

 


と、まぁ色んなことが色んな場所に書かれておりますが、脚本・演出の高平哲郎さんが語られた内容を少々拝借しますと、

外連(けれん)とは、元々「正当ではない」「邪道だ」「ハッタリやごまかしを効かせたさま」などを表した言葉。
ショーのコンセプトは「クールジャパン」ですが、「美しい日本」「おもてなしの日本」に食傷気味な日本人やより違った日本を求めている海外の方にも、どこか正当ではない日本を見てニヤっとしていただけることを期待しています。


とあります。

これをノンバーバルの(台詞のない)約70分のショーにした舞台が『KEREN』です。

全てを説明するのは非常に難しいのですが、『KEREN』を支えるスタッフ陣はどのようかというところからお話しますと、

 


脚本・演出の高平哲郎さんをはじめ、


【振付(Choreography)】
Baayork Lee
バーヨーク・リー 女優、ダンサー、振付師、劇場監督。
1946 年ニューヨーク生まれ。1951 年の「王様と私」に子 役としてブロードウェイ・デビュー。伝説的ミュージカル「コーラスライン」のオリジナルキャストであり、現在も振付師・演出家を担当。2017 年トニー賞のイザベル・スティーブン賞を受賞。


【タップ振付(Tap Choreography)
HIDEBOH
映画『座頭市』の振付師。タップダンスを日本に広めた第一人者。音楽性の高いリズムタップを基調とし、パフォーミング性を高めたオリジナルスタイル「Funk-a-Step」を考案。


【殺陣(Sword Fight)】
島口哲朗
映画「キル・ビル」(タランティーノ監督)に出演、殺陣指導・振付を担当。1998年『剱伎衆かむゐ』を結成、主宰を務める。2018年10月、イタリア・フィレンツェにて日本人初の文化芸術賞「プレミオ・コンソナンゼ」賞を受賞。


【ビデオコンテンツクリエイター(Visual Content Creator)】
Moment Factory
モーメントファクトリー 東京を含む世界6都市に拠点を構え、400人以上のスタッフを抱えるマルチメディア・プロダクション。シルク・ドゥ・ソレイユやマドンナ、スーパーボウルのハーフタイムショー、日本では安室奈美恵のコンサートのビデオコンテンツなどの演出を手がける。


【音楽(Music)】
仙波清彦
久米大作

【宣伝美術(Promotional Artist)】
横尾忠則

【舞台美術(Set Designer)】
金井大道具

【特殊美術(Special Effects)】
アトリエ・カオス


等々・・・他にも名前の紹介と簡単なプロフィールだけでえらいことになってしまう方々やチームが勢揃いして、観に来る皆さんをワクワクさせるために大人達が真剣に妥協なく遊んで、一つの同じ舞台を作っております。

その人間として魅力的なスタッフさん方に支えられている出演者の一人に入っているわけで、こんなことは本当にありがたいことだと、いつも、いつも噛み締めて舞台に立っております。

出演者は、基本的にはダンサーが中心ですが、ダンサーといってもいろんな種類のダンスがあるわけで、本来は得意とする分野も様々。
タップの先生もいれば殺陣や芝居をやる方もいらっしゃいます。
とにかく体が資本な10~20代が中心のエネルギーに満ち満ちた出演者の中に40代は二人。僕と同じくBACCA役で役者として参加の金久寛章さんだけです。

で、僕が演じるNIKKIという役は歌舞伎でいうところの敵役のポジションとなります。
※ただし、本来歌舞伎で演じられる敵役とも異なる点も多いこともあり、例えば青色の隈取といったわけではなく、赤色の隈取だったりします

すでに観にこられた方の感想などがネット上などで書いていただいている"KABUKI(カブキ)の人"、"エビゾウ"というのが、おそらく自身が演じるNIKKIのことと思われまして、おそらく隈取に加えて、「髪型(今はスキンヘッドでございます)」など含めてそういっていただいているのかとは思われますが、正直"エビゾウ"さんには大変申し訳ないです。

KERENのHPでも一部紹介がありますが、その隈取をしたNIKKIが色んなシーンで変化をしながら神出鬼没に現れます。
HPの写真にはバットマンのジョーカーのようだったり、忍者のようであったりするシーンもあるようですね・・・



全てを説明することはできないので、最後に写真や動画をいくつかご紹介いたします。


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一番前の黒忍者の頭皮ツルツルがNIKKIですね、対峙するのはOKUNIを演じる伊東愛さんです

 

 


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おっ、ジョーカーのような隈取のNIKKIがマイクを持ってなにやら睨んでおりますね
 

 

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背景の映像があまりに美しいかつての宿場町のような風景にも親分風の隈取男が睨んでおります
基本的にこの男は睨んでますね、何か恨みでもあるのでしょうか。あまり睨んでると子供が泣きますよ
 

 

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これはスタッフさんと演者の一部でしっぽりと呑みに行った時のもの
左置から時計回りでダンサー漁野ちゃん、カオスさんの日本一吊り物を操る絶対的安心感をもたらしていただけております福井さん、つい先日KEREN舞台監督まずは卒業された國田さん、ワタクシ、ダンサー&演者の精進君、同じく根来君、ダンサー湯村さーちゃん、
先生かつ出演のかむゐさんの市川さんと田中あきはるさん、
体格の良い山崎さんは、なんと出演もしている!!KERENマニアになったら、ダンサーにまぎれてあの体格の出演を見逃すな!
ユニットというもの動かすオートメーションオペレーターの佐藤さん、カオスさんからの藤尾さんはなんとレッチリ初来日時のPAだそうで!おー!こんな所でお会いできるなんて!!長く舞台に関わるもんです!!
 

 

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こちらはこれる限りのスタッフさんと演者が入った貴重な写真!!
でも、パッと見ただけでも、ヘアメイク部や衣装部がいないです。
全員が手を止めるということが本当に難しいというくらい、公演時間以外でも常に誰かが動いております。
 

 

 

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これは初日かプレ公演辺りで撮ったもの。モーメントファクトリーさんが入ってるのが嬉しいです!!


最後に動画を少々。
 

 


CM動画

 

 


KansaiWalkerさんのチャンネルより
※全体が見れるのはこちら!!

 



エントレ 演劇動画チャンネルさんより
※剣劇とタップがよく見れるのはこちら!!

 

 

もしも大阪城までこられる方がいらっしゃいましたら、8/25(KERENのスケジュールはコチラ)までやっておりますので、是非観にいらしてください!!!!