いま私が暮らすのは寒暖差の激しい道北。

3年前から住み始めた。

真冬の最低気温は氷点下20度前後の極寒地帯。

雪質が良く、スキーヤーに喜ばれる。

夏は盆地なので蒸し暑く、近年は30度前後まで気温が上がったりもする。

雨が降った日には蒸し風呂状態。

はっきり言って苦手な気候なのだ。

まさか自分が高温多湿の土地に住むとは思ってもみなかったが、人生を見直す機会に全てのタイミングが合い、いい感じに勢いづいてここにやってきた。

私がやりたいことをするにはここだと思ったから。

やりたいことといっても、ただ自分のくらしに重きをおくだけのことで、何か変わったことをしたかったわけではなく。

自分で野菜を育てて食べたり、趣味に没頭したり、年甲斐もなく山を駆け回ったりしたかっただけ。

シンプルなんだけどワクワクがとんでもなく溢れ出していて、凄くエネルギッシュだった。

住み始めてからも土地の魅力に日々驚かされ刺激を受け、やりたい事が溢れ出して処理しきれないでいる。


中でも一番やりたかったことは畑仕事。

今までやっていた家庭菜園とは違うスタイルで野菜を育てる。

上手くいくかわからない…なんて刺激的!

というわけで、ここではできるだけ自然の循環を止めないように心掛け、土の力を目一杯借りて手探りでやってみている。

野菜の育て方について色々な情報はとっているが、まずは感覚を大事にして、土にとって野菜にとってどうされたら嬉しいかを常に考えている。

過去にサボテンを枯らしていた女が土に触れ草を愛で育った野菜にありがとうを言いながら収穫をする…

そんな姿を見て我が夫は、「信じられない」「こんな日が来るとは」などとたまに呟く。


今年の畑はどんな姿を見せてくれるのか。

何を私たちに教えてくれるのか。

割となんでも忘れてしまう自分の為にもゆるく綴っていこうと思う。