宮沢賢治さんのイーハトーヴ、高村智恵子さんの愛したほんとの空がある安達太良山や阿武隈川がある風景。
小さな頃から憧れの場所。
自然や、ひとのこころや、動物たちや、光や風が溢れているにちがいない場所。
そんなに憧れていたはずなのに、一度もちゃんと訪れたことのない場所。
たまたま行った出張先の東京のゆりかもめの中で人生二度目の大地震に遭遇し、阪神淡路の時の記憶と重なって閉じ込められた車内から爆発したお台場の建物を見て、そのあまりの恐怖に震源がきっと近いのではないかと思った。
しばらくのちにワンセグから聞こえる震源地の情報を聞いて、その距離を思うととんでもないことになっていると感じた。
モノレールのようなものの中でたまたま橋を渡る手前の海上ループの上だったので地上に比べ大きな揺れに感じたことや、無人運転の為長時間閉じ込められたこと、昔の地震体験、慣れない町、上空を飛ぶ取材のヘリコプター、花博で見たモノレールの脱線の記憶…いろんなことが重なり自分の中で平静ではとてもいられなくなってしまったけれど、(平静を装ってはいた)震源地を聞いて例えようもない赤や黒や濁った紫色の怖いイメージが沸いてきた。
救助されたあと、東京の町を歩きさまよってのち、どうにか京都に戻った時のあまりの日常には愕然としたけれど、普段まったくみないテレビからは心がはりさけそうな光景が流れていた。
賢治さんや智恵子さんの大切な場所がまたほっとできる、ほんとの空のある理想の場所にもどることを、もどすためになにができるのかをずっと考えています。
思い出すと怖くてたまらなかったから、書けなかったけど書いたらまだなんにもまとまっていなかったことに気づいた。
とにかくもっとしっかりしなくてはいけないと自戒。
誰かが、誰かの大切な場所が大変なときに、どこか遠くの出来事だと思ってはいけない。それは同じ国でも海外でも。
知ってるひとも知らないひとも。動物も。生き物や、自然も全部。
そう思うと、なんという世の中なんだろう。
悲観しているわけではないけれど逃げ出したくなる気持ちもわかる。
でもちゃんと前をみなくては。
小さな頃から憧れの場所。
自然や、ひとのこころや、動物たちや、光や風が溢れているにちがいない場所。
そんなに憧れていたはずなのに、一度もちゃんと訪れたことのない場所。
たまたま行った出張先の東京のゆりかもめの中で人生二度目の大地震に遭遇し、阪神淡路の時の記憶と重なって閉じ込められた車内から爆発したお台場の建物を見て、そのあまりの恐怖に震源がきっと近いのではないかと思った。
しばらくのちにワンセグから聞こえる震源地の情報を聞いて、その距離を思うととんでもないことになっていると感じた。
モノレールのようなものの中でたまたま橋を渡る手前の海上ループの上だったので地上に比べ大きな揺れに感じたことや、無人運転の為長時間閉じ込められたこと、昔の地震体験、慣れない町、上空を飛ぶ取材のヘリコプター、花博で見たモノレールの脱線の記憶…いろんなことが重なり自分の中で平静ではとてもいられなくなってしまったけれど、(平静を装ってはいた)震源地を聞いて例えようもない赤や黒や濁った紫色の怖いイメージが沸いてきた。
救助されたあと、東京の町を歩きさまよってのち、どうにか京都に戻った時のあまりの日常には愕然としたけれど、普段まったくみないテレビからは心がはりさけそうな光景が流れていた。
賢治さんや智恵子さんの大切な場所がまたほっとできる、ほんとの空のある理想の場所にもどることを、もどすためになにができるのかをずっと考えています。
思い出すと怖くてたまらなかったから、書けなかったけど書いたらまだなんにもまとまっていなかったことに気づいた。
とにかくもっとしっかりしなくてはいけないと自戒。
誰かが、誰かの大切な場所が大変なときに、どこか遠くの出来事だと思ってはいけない。それは同じ国でも海外でも。
知ってるひとも知らないひとも。動物も。生き物や、自然も全部。
そう思うと、なんという世の中なんだろう。
悲観しているわけではないけれど逃げ出したくなる気持ちもわかる。
でもちゃんと前をみなくては。