何で?あの子は算数が苦手なの?
何度も何度も教えても
計算式が出来ない。
ドリルもいっぱいさせてもダメ。
ママも先生も一生懸命に教えてるのにな。
本人も最初はやるけど、
だんだん、勉強がきらいになりそう。
算数に限らずですが、
勉強やその他のこと。
習い事もいっぱいしているけど。
なかなか、学力が伸びないと悩んでいるお母さんは、結構多いです。
うちの子?バカ?
なんて、ひどいことを思ってみたり。
今、目の前にあるプリントを一生懸命にさせることよりも。
目の前にある何かの数を数えられるようになるよりも。
もっと、大切なことがあります。
体を整えること。
(ここは、私は専門家ではないのですが。)
自分の子育てで嫌というほどやって来ました。
シュタイナー学校の低学年の授業では、算数の時間は必ず体を動かしながら数を学びます。
竹の平均台の上を歩いてみたり。
1+1=2
がわかるようになるためには、
=イコールという意味が理解できなくてはなりません。
それってね。
からだのバランス感覚が整っているから理解出来ると!シュタイナー教育では考えます。
どちらが多いかな?少ないかな?
プリントの学習や、先生のアプローチで体験して覚えるお子さんも多いけれども。
自然発生的な遊びのなかで、自分の感覚として幼児期の遊びの中で、
自分のからだの感覚として多いかな?
少ないかな?
を体験した子は、算数のセンスが抜群にあると思います。
そういった遊びを体験していない子よりも
算数のセンスが多くあると思います。
小学生の時に、習い事をしてでめちゃくちゃ難しい問題プリントを低学年で出来るお友だちがいました。
何個も習い事をして、いろんなことが出来てすごいなー!と尊敬していました。
小学生の時に、優等生できちんと座れて、先生のお話も聞けて、おりこうさんのお友だちがいました。
小学生の時に、やんちゃ坊主。
日がくれるまで遊び回っていた友だちがいました。
私は中学から私学に通ったので、小学校の同級生たちがどんな中学生になったのか?は知りません。
でも、大学生になってから、小学校の同窓会がありました。
それでね、その当時、びっくりしたことがありました。
一日中遊び回っていた、やんちゃ坊主が!
ものすごい偏差値の高い大学の大学生になっていたんです。
プリント学習の習い事をめっちゃ頑張っていて、習い事ばっかりしていた優等生だった、あの子はそうでもなかった。
人生のゴールは良い大学に入ることじゃないけど。
出来たら勉強はできた方が楽しいです。
プリント学習とか、いろんな習い事とか、いろんなことを小さいときに頑張ったけど。
今だ!と思って小さいときから、勉強を頑張らせることよりも。
絶対的にいっぱい体を動かして遊んだ方がいい!
いままでも、たくさんの小学生を見てきました。
描く絵、表現すること。
見ていると、やっぱり幼児期の過ごし方でものすごく差が出るなと思います。
いつからでも、やり直せるし。
いつからでも!大丈夫なのですが。
幼児期にたくさん遊んで、自分のからだの感覚を自分のものとして獲得出来た人はやっぱりうやらましい。
と、私は思います。
生まれてきた環境。
もって生まれた体。
その子、それぞれ。
どんな子でも素晴らしい個性なのですが。
このことを、少しでも多くの人に知ってもらえたら。
少しでも、楽しいこども時代を。
勉強は本当は楽しいものだと知ってもらえたら。
と私は考えています。
そんな想いがたくさんつまった!
数あそび教材セット。
あと、定員はお一人です。
ぜひ!お待ちしていますね!
アトリエベッポ友繁典子