京都市左京区岩倉、国際会館駅から西へ徒歩15分ほど。

こどもの工作、親子の教室、お絵描き、造形教室。
幼児教室、小学生のアートプログラム。

シュタイナー教育の考え方を参考に取り入れながら授業をしています。

こども造形美術教室のアトリエベッポです。


先日は午前中のクラスで書き初めをしました。


大きな筆で描いたよ。
みんなの作品。


さて、今日のタイトルの教室に通ってくださって、お母さんたちが素敵に変わっていかれることについて、書きたいと思います。

アトリエベッポは、よくあるお絵描き教室の中ではめずらしく親子参加の教室です。

それは、どうしてか?

講演会などでよくお話ししている内容です。

それは、幼児期のお絵描きなどは、家庭でのお母さんのような身近な大人の接し方がおこさんに作用するからです。

幼児期の生き生きとした感性を生かすのも殺すのもお母さん次第だからなんです。

アトリエベッポの幼児クラスではそんなことを身に付けてほしくて

手を変え品を変え。

親子さんで楽しんでもらいながらお伝えしています。

こどもを評価対象として見ないこと。

こどもの気持ちに寄り添って共感して動くこと。

アトリエに通ってくださるお母さんたちにはそんなことを身に付けてほしいなといつも思っています。

去年の秋ごろから、午前中に乳幼児さんのクラスを単発で開催しています。

午前中に4月から年少さんとその下の学年のおこさんたちのグループです。

アトリエベッポに興味を持ってくださった保護者の方からのご要望で始まりました。

ある、育児サークルのお仲間が集まって下さって開催しています。

もう、6回ほど、授業をしました。

いつも、10時ごろに、スタートして90分ほどのレッスンをしたあと、お昼ご飯を食べて一時頃に解散の集まりをしています。

そのグループの親子さんたちはアトリエに通って三ヶ月ほどになります。

2才から3才のなかなか大変な子育て時期のママたちです。

アトリエに来た頃とは、みなさんとても変わりました。

それは、何なんだろう?

一番に感じることは、

おこさんへの眼差しがとても優しくなっていたんです。

アトリエに通ってくださるお母さんたちに、よくご相談下さる内容があります。

それは、

おこさんに言うことを聞かせよう!

『どうしたら、言うことを聞いてくれるかな?』

ということをよくご質問です。

お子さんを大人の扱いやすいように変えたいと思われるお母さんがとても多いのです。

そこにつまずいているお母さんたちを本当に多く見ます。
わたしも、かつてそうでした。

そんなお母さんたちが、アトリエに通うなかで、どの方も大きく出る変化があります。

それは、

おこさんの気持ちをおおらかに受けとる余裕です。

みなさん、通われる前に心配されるのが、

『きちんと座っていられないかもしれません。』

『先生のお話しきけないんです。』
などなど。

でも、それこそ、この年代のこどもの特徴なんですよね。

お外のあの風景が気になっちゃうよ。

早く歩きたい!お母さん。

道の草をつかみたいボク。

『早くしなさい!』
『何しているの?』

と、常に叱られている。

お母さんたちは、大人の言うことを聞かないと悩まれている。

でも、そういったことが減るとお子さんは変わり始めます。

お母さんに、自分の気持ちに寄り添ってもらえるようになると、
お子さんの気持ちは、満たされます。

気持ちが満たされていると、

おかあさんにとっては、
回り道なんだけれども、とても穏やかな、お子さんに変身するんですね。


お子さんが言うことを聞いてくれないときがありますよね。

そんな時は、今どうしてほしいか?を見つめてみる。

それを親子で楽しんでみる。

親子で草むらにしゃがんでみる。

あ子さんの要望に嫌々、ずるずる流されるんじゃなくて。
気持ちをおおらかに受けとる。

そこで、お子さんの気持ちが満たされて、

『さぁ!僕はお母さんの言うことを聞くよ!』

となるのです。

そういうのって、とても大切だと思います。

嫌々、ずるずる、こどもの要望に流されるのではなく。

一緒にこどもの気持ちに寄り添って共感して動く。

とでは、同じだけど全く違うんですね。

教室でもそういうことを何となくお伝えしています。

教室に通ってくださっているお母さんたちが変わられていくのはその辺りです。

おこさんの世界に共感して感動することの楽しさに目覚める方が多いように感じます。

そして、子育てが楽しくなったといってくださる方がとても多いのです。

去年の11月からアトリエに通ってくださっているグループのお母さんたち。

彼女たちからそんな成長を先日感じました。

日々、みなさん成長されていますね!

すごく嬉しかったです。

アトリエに長く通われているお母さんたち、おおらかにお子さんを受けいれるようになられます。

こどもの気持ちに寄り添って共感することの大切さ。

アトリエで伝えていきたいことの一つです。

一人一人の個性を生かすということは、そんなことだと考えています。


来年度の春から、未就学幼児さん親子の午前中のクラスを水曜日か金曜日の午前中に開催を予定してきます。

詳しい告知はまだですが、

同じメンバーと共に育てるような教室に出来たらいいなと思っています。

もし、ご案内などご希望の方はお問い合わせください。




ただいま、
アトリエベッポでは、春に向けて生徒さんを募集しています。

水曜日、金曜日。

幼児親子クラス
→若干名(各クラス二組程度)
→水曜日クラス定員わずかです。

小学生クラス
→各クラス3名~4名程度


詳しくはアトリエベッポのホームページをご覧ください。

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こども造形美術教室、アトリエベッポ


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