ゴールデンウィークももうすぐ終わりですが、みなさんは、以下がお過ごしでしょうか?
近所ではすくすくと竹の子が伸びていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/12/pippinoriko/36/e9/j/o0540096013638595842.jpg?caw=800)
京都市左京区岩倉、国際会館駅から近く。
こどものお絵かき、工作の教室。
こども造形美術研究所アトリエベッポの友繁典子です。
みなさん、いろんなところに旅行など、楽しい日々を過ごされたことと思います。
こどもたちもきっと、生き生きしていたのでしょうね!
私もそんな休日を過ごしました。
ゴールデンウィークの前半は、
ただいま、
勉強中のシュタイナー教員養成コースの勉強会のため横浜へ行きました。
横浜シュタイナー学園を会場に行われる、シュタイナー教員になるための勉強会です。
北は、北海道から南は山口県から、30名ほどのシュタイナー教育に興味のある大人たちが全国から集まりました。
公立の学校の先生に、オルタナティブ教育に関わっている先生たち。
私と同じような美術教室の先生や福祉関係のお仕事の方に、お母さん。
実に多岐にわたるメンバーです。
今回で3回目になる、この講座。
授業も本当に面白く楽しいものばかりで、親しいお友だちも出来たり、先生たちともいろんなお話をしたり、とても有意義な3日間を過ごしました。
去年の一年間、北海道の人智学共同体、ひびきの村でシュタイナーの思想について、一年間学びました。
そして、実際に、具体的に学校ではどのような教育がなされているのだろう?
私もアトリエのこどもたちにシュタイナー教育を伝えていきたい!との思いで、この二年間のコースの受講を決めました。
小さなこどももいる私が受講することは、金銭面でも、生活面でも、かなりのハードなことです。
それでも!それでも!
勉強したい。
ひびきの村で勉強したシュタイナーの思想をもっと仕事に応用したい!と熱い想いが込み上げてきました。
それくらい、シュタイナー教育は素晴らしいと思っています。
どうして、そこまで素晴らしいのか?
一言では語ることは出来ないのですが。
シュタイナー教育に興味を持ったのは、十数年前のこと。
そのころ、学童保育で働いていました。
100名近い子どもの在籍する学童保育でした。
職員は4名。
もちろん、行き届かず、あちらこちらで喧嘩が起こり、騒がしい場所でした。
いつもいつも、怒鳴ってこどもを羊のように追いかけていました。
そんな状況なので、荒れたこどもたちも多かったです。
喧嘩の仲裁も沢山しました。
泣くも多かったし、こどもたちはとても乱暴でした。
大声で
「時間だよー集まれ!」
「いつまで、遊んでいるんだ!いい加減にしろ!規律を守りなさい。」
そんなことばかりを毎日、子供集団を動かすためにしていました。
毎日が戦争みたいでした。
だけど、そんな合間のちょっとした時間に。
少しだけ、こどもたちと遊んだり触れあったりする時間。
ぽつぽつと秘密の話をしてくれるこどもたち。
なんだか、わかり会えたような時間がありました。
こどもたちは。
一人、一人は、本当にかわいくて、光輝く存在でした。
だけど、集団になったら、なんでこんなに荒れるんだろう?
どうして、学童でこどもを怒鳴ってばかりいないといけないのかな?
そんな悩みは日に日に大きくなりました。
そんなときに出会ったのがシュタイナー教育でした。
これは!すごい!
こんな教育があったなんて。
当時の私はビックリして夢中でいろんな本を読みました。
でもさっぱりわからない。
よし、シュタイナーの学校に行ってみよう!
と仕事をやめて北海道のひびきの村に行きました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/12/pippinoriko/be/f1/j/o0800045013638606301.jpg?caw=800)
それが、シュタイナーの思想をふれた初めての経験でした。
私のシュタイナー物語りの1ページでした。
あれから、いろんなことがありました。
学生時代のアルバイトも入れると子どもの仕事をしてから、15年ほどになります。
シュタイナーを勉強すればするほど、子どもたちと時間を共にするなかで、悩んだことが解決していきます。
そして、クリアになっていく。
それは、もしかしたら、人間としての成長かもしれません。
シュタイナー教育ってなんだろう?
いつも、いつもよく考えます。
シュタイナー教育ってなんだろう?
ひとことでは言えないのですが、
ひとこと、で言うと!
こども時代をこども、らしく成長できるようにする。
では、ないでしょうか?
幼児期は知的なことをせずに、
夢のようなメルヘンの世界を生きる。
身体を成長させる。
学童期は、
その幼児期にしっかりと育まれた身体という器に、世界の美しい法則や基本的なことを覚えていく。
少年期には、
学童期に育まれた感性や心を使って、自分というものを模索していく。
そして、しっかりと自分で自分のことを考えられる大人へと。
そんなことをやっているように思います。
ゴールデンウィークの前半三日間。
シュタイナー教育の勉強会に参加してみて、私なりに感じたことでした。
さぁ、これからどうやって、アトリエベッポの授業に生かしていこうか?
実践の日々が続きます。
思うことは、習ってきたことをそのままするのでは、なく。
アトリエベッポに参加してくれるこどもたちに、何か美しい体験を残してあげたい。
教師としてどのようにこどもたちの前に立つのか?が重要なんだと思います。
シュタイナーの授業をそのままするのは、やっぱり違うなと思うことだけは、確かです。
一番願うことは、
アトリエベッポに参加してくれるこどもたちや保護者さんが、何か美しい体験を通して、
自分は素晴らしいものだ!
と感じてくれたら嬉しいです。
アトリエベッポ
友繁典子
アトリエベッポでは、
生徒さんを募集しています。
詳しくはホームページ
http://atoriebeppo.jimdo.com/
をご覧ください。
もっと詳しい情報をご希望の方は!
atoriebeppo@yahoo.co.jp
までお会い会わせください。
単発の講座などはメルマガにて、お知らせしています。
近所ではすくすくと竹の子が伸びていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/12/pippinoriko/36/e9/j/o0540096013638595842.jpg?caw=800)
京都市左京区岩倉、国際会館駅から近く。
こどものお絵かき、工作の教室。
こども造形美術研究所アトリエベッポの友繁典子です。
みなさん、いろんなところに旅行など、楽しい日々を過ごされたことと思います。
こどもたちもきっと、生き生きしていたのでしょうね!
私もそんな休日を過ごしました。
ゴールデンウィークの前半は、
ただいま、
勉強中のシュタイナー教員養成コースの勉強会のため横浜へ行きました。
横浜シュタイナー学園を会場に行われる、シュタイナー教員になるための勉強会です。
北は、北海道から南は山口県から、30名ほどのシュタイナー教育に興味のある大人たちが全国から集まりました。
公立の学校の先生に、オルタナティブ教育に関わっている先生たち。
私と同じような美術教室の先生や福祉関係のお仕事の方に、お母さん。
実に多岐にわたるメンバーです。
今回で3回目になる、この講座。
授業も本当に面白く楽しいものばかりで、親しいお友だちも出来たり、先生たちともいろんなお話をしたり、とても有意義な3日間を過ごしました。
去年の一年間、北海道の人智学共同体、ひびきの村でシュタイナーの思想について、一年間学びました。
そして、実際に、具体的に学校ではどのような教育がなされているのだろう?
私もアトリエのこどもたちにシュタイナー教育を伝えていきたい!との思いで、この二年間のコースの受講を決めました。
小さなこどももいる私が受講することは、金銭面でも、生活面でも、かなりのハードなことです。
それでも!それでも!
勉強したい。
ひびきの村で勉強したシュタイナーの思想をもっと仕事に応用したい!と熱い想いが込み上げてきました。
それくらい、シュタイナー教育は素晴らしいと思っています。
どうして、そこまで素晴らしいのか?
一言では語ることは出来ないのですが。
シュタイナー教育に興味を持ったのは、十数年前のこと。
そのころ、学童保育で働いていました。
100名近い子どもの在籍する学童保育でした。
職員は4名。
もちろん、行き届かず、あちらこちらで喧嘩が起こり、騒がしい場所でした。
いつもいつも、怒鳴ってこどもを羊のように追いかけていました。
そんな状況なので、荒れたこどもたちも多かったです。
喧嘩の仲裁も沢山しました。
泣くも多かったし、こどもたちはとても乱暴でした。
大声で
「時間だよー集まれ!」
「いつまで、遊んでいるんだ!いい加減にしろ!規律を守りなさい。」
そんなことばかりを毎日、子供集団を動かすためにしていました。
毎日が戦争みたいでした。
だけど、そんな合間のちょっとした時間に。
少しだけ、こどもたちと遊んだり触れあったりする時間。
ぽつぽつと秘密の話をしてくれるこどもたち。
なんだか、わかり会えたような時間がありました。
こどもたちは。
一人、一人は、本当にかわいくて、光輝く存在でした。
だけど、集団になったら、なんでこんなに荒れるんだろう?
どうして、学童でこどもを怒鳴ってばかりいないといけないのかな?
そんな悩みは日に日に大きくなりました。
そんなときに出会ったのがシュタイナー教育でした。
これは!すごい!
こんな教育があったなんて。
当時の私はビックリして夢中でいろんな本を読みました。
でもさっぱりわからない。
よし、シュタイナーの学校に行ってみよう!
と仕事をやめて北海道のひびきの村に行きました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/12/pippinoriko/be/f1/j/o0800045013638606301.jpg?caw=800)
それが、シュタイナーの思想をふれた初めての経験でした。
私のシュタイナー物語りの1ページでした。
あれから、いろんなことがありました。
学生時代のアルバイトも入れると子どもの仕事をしてから、15年ほどになります。
シュタイナーを勉強すればするほど、子どもたちと時間を共にするなかで、悩んだことが解決していきます。
そして、クリアになっていく。
それは、もしかしたら、人間としての成長かもしれません。
シュタイナー教育ってなんだろう?
いつも、いつもよく考えます。
シュタイナー教育ってなんだろう?
ひとことでは言えないのですが、
ひとこと、で言うと!
こども時代をこども、らしく成長できるようにする。
では、ないでしょうか?
幼児期は知的なことをせずに、
夢のようなメルヘンの世界を生きる。
身体を成長させる。
学童期は、
その幼児期にしっかりと育まれた身体という器に、世界の美しい法則や基本的なことを覚えていく。
少年期には、
学童期に育まれた感性や心を使って、自分というものを模索していく。
そして、しっかりと自分で自分のことを考えられる大人へと。
そんなことをやっているように思います。
ゴールデンウィークの前半三日間。
シュタイナー教育の勉強会に参加してみて、私なりに感じたことでした。
さぁ、これからどうやって、アトリエベッポの授業に生かしていこうか?
実践の日々が続きます。
思うことは、習ってきたことをそのままするのでは、なく。
アトリエベッポに参加してくれるこどもたちに、何か美しい体験を残してあげたい。
教師としてどのようにこどもたちの前に立つのか?が重要なんだと思います。
シュタイナーの授業をそのままするのは、やっぱり違うなと思うことだけは、確かです。
一番願うことは、
アトリエベッポに参加してくれるこどもたちや保護者さんが、何か美しい体験を通して、
自分は素晴らしいものだ!
と感じてくれたら嬉しいです。
アトリエベッポ
友繁典子
アトリエベッポでは、
生徒さんを募集しています。
詳しくはホームページ
http://atoriebeppo.jimdo.com/
をご覧ください。
もっと詳しい情報をご希望の方は!
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までお会い会わせください。
単発の講座などはメルマガにて、お知らせしています。