こども造形美術研究所アトリエベッポの
土曜日の小学生のアートクラスのレポートです。


今回は紫をテーマに絵を三枚描きました。

絵を描くのってすごく集中力がいります。

みんな、疲れたことでしょう!でもすごく、よく頑張りました!

シュタイナー教育では、季節や一年の流れをとても大切にします。

怪しい世界ですが、一言でいうと、宇宙のリズムの中で生きている私たちという考えです。

季節の流れのリズムの中で生きている私たち。

リズムを感じることで、健やかに成長していくと考えます。
その中で、色も1つ大きな役割を果たします。

冬至に向かって一番暗闇を感じる季節が今の季節です。

内面に向かってぎゅっと固まる季節です。
その色は、紫です。

ちなみに反対の夏至の季節は黄色。
辺り一面に広がっていく、色彩です。

この暗闇に包まれる季節のテーマの紫をお子さんたちに経験してもらいました。

色に多様性があることを知ることは、色んな考え方や、世界があることを知ることに似ているように思います。

便利なものが多くなって何でも簡単に出来る世の中です。

でも、そんな世の中だからこそその源を知って欲しいと思います。

紫はどうやって出来ているのか?

説明することは簡単です。

だけど、実際に体験してみて自分の感覚で覚えたことは、こどもたちの心に残ると思います。

「紫ってどうやって作るか知ってる?」

「せんせー!簡単やーん。青と赤やろ!」

実際ににじみ絵で、赤を一面に描いてから青を。

青を一面に描いてから赤を。

こどもたちに描いてもらいました。

二枚だけにしようかなーと思ったのですが、最後に自分達で紫を沢山作るという経験をしてほしくて3枚の絵を描きました。

その3枚目がブドウの絵です。

こどもたちに何か残っていたらいいなと思います。









小学生の土曜日のアートクラス。

一月からも続ける予定です。

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