京都市左京区岩倉にて、

こどものお絵かき、工作の教室などを主宰しています。


こども造形美術研究所アトリエベッポの高嶋典子です。


さて、シュタイナー教育入門連続講座 「アートで子育て」 の2回目のレポートです。


1回目終了後、思ったことは、なんて素敵なお母さんたちが受講してくださっているのだろう!

ということでした。

すごく、みなさんの雰囲気というのでしょうか。すごく良いんです。

教室が暖かな、なんともいえない素敵な空間になるんです。


始まる前から、みなさんに会えると思うとちょっとウキウキしていました。


そんな感じで始まった2回めの講座は 「シュタイナー教育についてなあに?」と題して


シュタイナー教育の基本中の基本。についてお話しました。


講座が始まるまえに、、、。

車で2時間ほどかけて来て下さっている方もいるので、、、。

少し、心を落ち着かせるためにブレイクタイム。


いえ、いえ、シェアリングタイム、、、。

これはいつも連続講座の時は皆さんが仲良くなってもらいたいという、思いから実施しています。

今日は、みなさんが大切にしている「こだわり」についてお話してもらいました。


お子さんにまつわることが多かったのですが、みなさんの「こだわり」をお聞きすることによって、

何だか、参加者の方を身近に感じることが出来ました。


そのまま、お話がはずみそうな感じで楽しかったです。


さて今日はがっつりと講義です。


シュタイナーの人物から入って、


人智学の世界観のお話し。

7年周期で人間は成長していくというお話し。


またその、7年周期の中でもとくに21才までの子どもの発達課題と、特性についてかなり詳しくお話しました。


シュタイナー教育って、本当に難解で説明するのが難しくて。

勉強する時、本当に苦労しました。


本とか読み出しても、途中でくじけちゃう、、、。

何度も色んな本。人に質問、調べてやっと、わかってきたこと。


出来るだけわかりやすく、理解出来るように。

そして、子育ての日々で実践出来るように、まとめてた内容をお伝えしました。


およそ、90分しゃべって、最後にレジュメをお渡ししました。


次回はにじみ絵を実際に体験していただきます。


お子さんがやるだけじゃなくて、お母さんが体験してみて、はじめてわかる世界があります。

理屈じゃなくて、身体に色が入ってくること、、、。色彩を体験すること、、、。


そんな授業ができるといいな、、、。




さて、写真はちょっとピンボケ、、、。ランチタイムの様子です。

楽しい雰囲気伝えるかな?

まんまり、お顔が写るのも申し訳ないし、ピンボケ、、、。なのでした。



さて、今回の感想です。



今回はシュタイナーの考え方をわかりやすく知ることができました。

とても共感する部分と、私からするとちょっと驚くお話も聞けて良かったです。

今二歳の子どもを見ていて、この大切な時期をのびのび過ごしてもらいたいと

漠然とした思いはありながら、なんとなく過ぎて行きそうでした。

今回の講義でヒントをたくさんいただけたので、私なりに子どもにとって良い環境を整えてあげて

素敵な時間を積み重ねていきたいと思いました。


特に、子どもの内から湧き出る欲求を押さえつけず受け止められるようにしていこう!と思いました。


●→自分のお子さん、たった一人の個性!という見方もありますが、大きな枠で見てみること。人間の子どものこの時代はこんな感じという考え方も時には良いと思います。
年代の特徴を知ると、2歳のイヤイヤ期といわれる時期も楽になるのではないかなと思います。



素敵なお家の優しい空気に包まれて落ち着いて出来ました。ありがとうございます。>
典子さんの進め方もとても良かったー。
シュタイナーの七年周期、本を読むのと実際講義して聞くのとでは頭の入り方が違いました。

娘は夢の中から夢の中にいるんですね!



●→すすめ方良かったと書いてくださって本当にうれしいです。良かった、、、。
 「7歳までは夢の中」って本本当に上手いことつけたなーと思います。
 幼児期にたっぷりと夢の世界で遊べた子は、その後の成長段階に入ったときに、
 根っこがしっかりしているような気がします。


今日の講座も気付きがあって色々考えさせられました。
自我が目覚める3歳、9歳、16歳…
その中でも9歳は強烈、という話がありました

私は記憶力があまり良くなくて、小さい時のことはほとんど覚えていないのですが
そういえば、ある程度しっかり記憶があるのって9歳ぐらいからだな、と。
小1小2はあやふやだけど、小3ってわりと覚えてる…
きっと強烈に自我が芽生えたんでしょうね。

そして、北海道のシュタイナー学校の本に書いてあったこと
衝撃でした!


最近は娘の口まね攻撃に多少ウンザリさせられていたけれど
それって、
子どもは言葉を含めて相手の存在を全受容してるんだと
すべてを受け入れる…宗教みたいなものだと
私が腹をたてて投げつけた言葉も全部、全身全霊でうけとめてるなんて!


素敵なストーリーをプレゼントしてあげられるお母さんになりたいな…
そんな「ネタ」もちょっと伝授してもらえたら嬉しいデス!

すごーーーーーく反省!ごめん、娘。お母さんは勉強不足だった。

思えば自分も子どもだったんだなぁ~
ファンタジーの世界にいたときの事は思い出せないけど
今、子育てを通してその世界を疑似体験させてもらってるのかもしれませんね

●→本当にうれしい感想をいただきました。
   これなんです。
  子どもの特徴や特性を知るということ。それだけで、ちょっぴりやさしくなれる。

  お子さんのぐずりの原因を知ることができれば、対策ができる。

  子育てに傾向と対策があってはいけないんだけれど。
  知ることで、心が豊かになったり、楽しくなったりしてもらえたら、本当にうれしいです。

  私も子育て中で迷ってばかりですが、皆さんと一緒に大きくなれたなと思います。
  講義のことぜひ、参考にしてくださいね。


今回はシュタイナーの大まかな概要を知ることができたと思います。

シュタイナーって何か分からないけど、ちょっと気になる!
というわたしにとっては、なるほどー・・・という感じでした。
なんとなくシュタイナーってなに?がつかめそうな気がします。

印象に残っている話は、「子どものファンタジーを育てる」ということ。
ファンタジーの世界を壊さない。

怒る時もファンタジーというところに、とても感心しました。

2歳の息子に対してイライラすると、「〇〇だからだめなんだよ!」
と必死にだめなことを伝えようとしていたと思います。


でも、それは大人の事情であったり、現実的な言い方をしていたり。

それを、「妖精さんが痛いって言ってる」とか、言い方ってあるなーと。
つまらなそうに歩いている子に「小人さんがどこかに隠れてるよ。さがそうかー」と言うとか。

きっと昔話とかもそうで、日本も「鬼」とか「河童」とか。
そういうファンタジーの世界があって。
そういう世界にどっぷりつかっていられるのって、今だけなんだなーって思うと、そんなに早く眼をさまさせなくてもいいんじゃないかなーと、大切にしたいなーと思いました。

あと、2歳児に対して、シュタイナー的な要素でかかわると意外とうまくいったり~
とかいう話を聞いて、いろんな引き出しの一つにシュタイナーを取り入れるっていうのも、
良いかもしれないなー。
育児のヒント講座のような日でした。

年齢的な解説なども、大変興味深く、自分の年齢や40代のテーマなどをきくと、
意外と人間って20歳成人でおしまいじゃないというか。どういうふうに成熟していくか・・・
人間それぞれがもっている「時期」があるんだなーと思いました。

なので、2歳の息子の「時期」も捉える事ができると、
いつまでもこのイライラが続くわけじゃないんだなーと思えました。

子育て世代同士の交流もとてもアットホームで楽しいです。
いろんな悩みを共有できてとてもうれしいです。
よい場所を提供してくださって、ありがとうございます。また次回も楽しみにしています。


●→本当にうれしい感想をありがとうございます。
  ファンタジーのこと。お話ししたこと。きちんとご理解くださっていて本当にうれしいです。
  たぶん、小さな子どもに難しいことを言っても、伝わらないと思うんです。
  だから、彼らが生きているファンタジーの世界 を使って説明してあげて欲しいのです。
  子どもの心をよくつかむ優秀な保育園の先生とかは、自然とこのファンタジーを使っています。
  子どもの心に寄り添うってこういうことなのかなと思います。
  この感想、みなさんの勉強になるな~と思いました。
  というか、私自身が勉強になりました。
  ありがとうございます。


感想は、参加者のかたの了解を得て掲載しています。
太字にしたところは、特に私が素敵だなと思ったところです。
ぜひ、大切にしてくださいね。


シュタイナー教育入門連続講座はたぶん、来年あたりになると思います。
シュタイナー関係で今後の予定は、、、、。

京都YWCAにて  

6月27日(木) 10:30~ シュタイナーの手仕事 「夏のランタンつくり」をします。

またブログでも詳細お知らせいたしますが、、、。

メールマガジンにてもお知らせいたします。

ご希望の方は、
こちらまでご連絡下さい。


以前に、メールマガジン希望!のコメントとお名前だけのメールがありました。
お送りしているのですが、ちょっぴり寂しくなりました。

どこでお知りになったかとか。
お子さんのことか。年齢とか、、、。
ご自身のことちょっぴり添えていただけるとうれしく思います。

最近、パソコン環境が悪く、お返事が遅くなると思いますがお許しくださいね。



★こども造形美術研究所アトリエベッポ★ アトリエベッポ ★ 高嶋典子
メール     atoriebeppo@yahoo.co.jp