前から気になっていた、家から少し町中にある、豆乳ラーメンのお店、豆禅さん。

先月から、ここでも工作教室を始めました。

夏休み。

上は小学校三年生のお姉ちゃんから一歳の赤ちゃんまで、参加してくれました。





赤ちゃんにもやさしい落ち着いた和室でモビール教室の開始です。

今回はフェルトを小さく四角に切ったものを自由に手を動かしてきってもらうことにしました。



いろんな色、大きさのフェルト。

さぁ、ここから作品作りが始まっています。

今回は下書きをして、フェルトを切るのではなく、ハサミで直接切ってもらいました。

そしてもうひとつの注文をつけました。

何かの形にしないでくださいね。

と。

モビールと言えば、小鳥さんや、今は夏なのでお魚さん。なんて切りたくなっちゃうのですが。

今回はそれをせずに。

偶然出来た形。

ハサミを気のおもむくままに自由に切ってもらいました。

実際に使うのは4つだけど。

たくさんたくさん切ってもらいました。


たくさん出来た不思議なかたち。

もう、すっかりアートになっています。

今回、すごいなぁと思ったこと。
四才の男の子。
次から次へと、いろんな形を切っていました。そしてそれにすべて題名がついていました。
車とか、トラックとか。
その形がまたすっごく面白いのです。

天才やなと思いました。

私が針金で作ってきたモビールキットを使って、ビーズを通したりして。

素敵なモビールが完成しました。











最後に一人ずつ、感想と制作意図、講師が作品の解説とコメントをつけてもらいました。

作品が自分の手から離れて作品として歩き出す瞬間です。

どれも素敵な作品でした。

大人の方の感想で。

何でもない形を切るというのが難しかっけど、以外といろんな形が出来て楽しかった。


とありました。

そうなんです、ここが私のやっている教室のミソなんです。

自分が普段やっていないことに目を向けること。

子どもの感覚。子どもの視点。

五歳くらいまでの子どもたちにこの課題をやらせるといつまでも楽しくハサミをチョキチョキしています。

切ったものに名前をつけたり。

あっ!今度はこんなふうに切ってみよう!って。

見たことない形、ハサミを使う楽しさを自由に味わっているのだと思います。

そんな子どもの心。
感じてもらうこと、気付くこと。

アートの心。

凝り固まった固定観念から開放されること。

新しい世界が開けて来ます。

楽しく豊かに暮らしていくヒントがアートには、たくさんあります。

工作を子どもだけのものにしたら、もったいない!

アートの心。体験しに来てくださいね!

今月は3日と6日。

樹脂粘土を使って写真たてを作ります。



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