今は宝塚音楽学校の教員のシメさんこと紫苑ゆうさん。



花組オンリーだった僕が、星組も楽しいなと思うきっかけをくれたスターさんだった。



あの頃の星組は、体育会系とゆうよりも、豪華なコスチュームが似合う上背あるスターが多く、とにかくゴージャスな組カラーでした。




シメさんは貴公子のような美しい佇まいで、ノーブルなザ宝塚男役!に一見みえて、中身は関西のオモロイ芸人さんみたいでしたw




楽屋入りなんかも、めちゃくちゃスターオーラ全開なのに、一旦喋り出すとまるで別人のような庶民派で、そのギャップが面白かった。




2番手時代が長く、トップとしてはたった五作品でしたが、サヨナラ公演のカサノヴァ 夢のかたみ で演じたジャコモカサノヴァ は素晴らしかった。

(明日海りおのカサノヴァ とは別世界)




他にも2番手時代に演じた、アポロンの迷宮のわけわからん悪役なんかもシメさんだからこそ魅力的な役に見えたと思いますね。





あとパルファン ド パリとゆうショーは現在の大劇場の柿落とし公演で、高田賢三氏が全ての衣装を手がけたことで話題になりました。


その中でキャラバンの名曲で踊る場面、忘れられない名場面でした。

相手役の白城あやかと共に、笑顔で生き生きと踊るシメさんが素敵でした。






僕の推しの愛月ひかるさんは、シメさんの大ファンだったことは有名ですけど、なるほど愛ちゃんの芸風は確かにシメさんの系譜ですね。




シメさん

時代が時代ならば、ロミジュリの死やティボルトがお似合いでしょうし、不滅の棘のエロール、さらにエリザベートならトートもフランツもルキーニも似合ったでしょうね。





僕の中では軍服が似合うタカラジェンヌは今だにシメさんがNo.1だと思ってます。

2位は愛ちゃん。





最近、軍服が本当に似合う男役が少ないと思いますね。



その中では雪の縣千君が有望かなーと。








面長な骨格の男役も減りました。



ひとこさん、縣くん、鷹翔くん、、、少ないですね。

時代の変化なのか、背が高いのに丸顔の方が増えたと思います。






話は脱線しましたが、シメさん、宝塚の伝統芸をこれからも後進に伝承されてください。