■2016年12月29日。
気がつけばもうあっと言う間に年末。
今年は、久しぶりにすることや初めてすることも多く、公私ともに少し動き出せた年だったように思う。去年、一昨年と本当に"なんにもない年だった"的な感想が多く残っているので、今年は下半期にいろいろ巻き返せたかなあと思う。
でもやはり考える事も多く、きちんとしなきゃいけないことも多くなってきたのですぐに後回しにしてしまいたい自分としては辛い。やらなくては。
■173
今年は約173回現場に行っていた(ざっくり数えた)。
こんな感じ。
とにかく、6月に廣瀬麻乃ちゃん現場に行きだした事がとても大きかった。
■楽曲総合
楽曲の総括はこんな感じだろうか。
つんくがハロプロを退いたので全くもってハロ曲が上位にあがってこない。つばきファクトリーにしたって、バクステにしたってわりと無理くりランクインしている感じも否めなくも、ない。
■準備
この文章を書いているのは、29日の10:20。13:15には迎えがきて、年末の東京へと出発しないといけないのだがまだなんにも準備ができていないのでそろそろやろうと思う。
■2016年12月12日。月曜日。
・モーニング娘。の13期メンバーがいよいよ発表された。
加賀楓、横山玲奈。
開演してわりとすぐの発表だったようで。自分は、まだ仕事をしていたためツイッターではなく、グループLINEの速報→ツイッターで確認という感じだった。
まずまっさきに、予想を全くしていなかったところからの合格で驚きで言葉が出なかった。そして、かえでぃが選ばれたこと、かえでぃとずっと一緒に頑張ってきたいっちゃんが選ばれなかったこと。
この2つを同時に受け止めなくちゃならなくて、言葉が出てこなかった。もちろん、かえでぃに関していえば、本当におめでとうだし、よかったねえと思う。報われることってあるんだなって思う。
自分が初めて研修生コンを見に行ったのが2014年の12月の生タマゴshowだった。約丸2年。研オタとしてもずっと見てきたし興味あるないは別として、加賀と一岡は、宮本佳林、浜浦彩乃の次に「ハロプロ研修生」の象徴だったように思う(自分の中での話だが)。
かえでぃが全部追い抜いてモーニング娘になれた事実。どんだけ遅くたって、どんだけ悔しい思いをしても、ハロプロでは、モーニング娘になることが全てなのだ..と素直にそう思う。
全然ずっと実感が湧かなかったけれど、今は、写真などを見てようやく少し実感が湧いてきた。
ずっとモーニング娘。になりたかった子がモーニング娘。になれた事実。
本当によかった。
かえでぃが堂々と「女が目立ってなぜイケナイ」を歌う姿が見られる日を本当に楽しみにしています。
今年もハロプロ楽曲大賞とアイドル楽曲大賞の時期になったので、個人的にもいろいろと聴いたアイドル音源を思い出しながら、投票をしてみた。 (文末に個人的な総評あり)
<ハロプロ楽曲大賞2016>
http://www.esrp2.jp/hpma/2016/
■楽曲部門
◎1位 Next is you! / Juice=Juice (3.5)
つんくが「初めてアイドルへ楽曲提供をした」というほどコンセプチュアルな楽曲ではあるが、実際のところ通常営業。武道館公演に立ち向かうJuice=Juiceに足りない部分、プロデューサーとして伝えてあげたい部分が詰まった1曲。この曲を貰った事によってグループとしてもとてもタフになったように思う。「ふくらはぎバリ筋肉って努力の証だい」「音楽に嘘はつけない」等、名パンチラインを含む大名曲。
○2位 KEEP ON 上昇志向!! / Juice=Juice (3.0)
Juice=Juice+ヒャダインxダンスマン。振り付けのMJがよくフューチャーされるが実際そこはどうでもよくて、オールディーズなディスコファンクとして仕上がってるのが素晴らしい。カーテンコール感が強い1曲。うざいくらいに前に出てくるダンスマンのコーラスも◎
○3位 独り占め / つばきファクトリー (2.0)
グループとして初のつんく楽曲。まさかこぶしファクトリーより先につんく曲をもらえるとは思っていなかったが、まさに大佳曲で、どうにもこうにも捉え方の分かりにくかったつばきファクトリーをたった1曲で完全に蘇らせた。新メンバー加入後のライブでのバージョンはさらに良いです。
○4位 チョット愚直に! 猪突猛進 / こぶしファクトリー (1.0)
こちらもヒャダイン楽曲であり、彼のハロプロ正規グループへの初提供曲は、こぶしファクトリーの初期のコンセプトを決定付ける形となった高速ファンクチューン。ヒャダインxこぶしファクトリーというマッチは、全く想像していなかったほどに馬が合った。
https://www.youtube.com/watch?v=XzQFG1SHORU#t=3m40s
○5位 ENDLESS SKY / モーニング娘。'15 (0.5)
つんく曲。鞘師卒業で大きな1曲に。つんくのこういった「全てをプロデュースしていく」スタンスの歌詞がないと、基本的にはハロプロでは無いと思っているし、そこが5万%ハローの良さなので、こういった楽曲が生まれたのはとても嬉しい。
■MV部門
◎1位 Dream Road ~心が躍り出してる~ / Juice=Juice (4.0)
つんく曲。武道館公演に立ち向かう、JJのメンバーと、そしてファンのその背中をこれでもかとばかりに押してくれた1曲。サビでメロのない全員に歌わ(叫ば)せるセクションはさすがの構成。MVも非常に美しく、今までのハローにはなかったテイスト。
○2位 ムキダシで向き合って / モーニング娘。'16 (1.0)
間奏がかっこいい。
○3位 チョット愚直に! 猪突猛進 / こぶしファクトリー (1.0)
壁をぶちやぶっていくメンバーの姿が◎
■次点 (ハロプロ楽曲部門)
こちらは投票とは無関係ですが、個人的にランクインさせたかったけど惜しくも5位以内から漏れてしまった楽曲。
○ One and Only / モーニング娘。'15
全英語詞ということで、気軽に一緒に歌えないのだけが残念だが、楽曲としてはとれも優れており、短いリフレイン曲ながらもメロディがしっかりしているので満足度が高い。ラストのサビに向かって高揚していくアレンジメントが最初は歯がゆかったけれど、聞きこむとむしろそこがいいなと思えた。ダンスの振りが良い。
○ 大人の事情 / Juice=Juice
Next is you!がランクインならこっちもでしょう。というか、プラチナ期が戻ってきたようなメロウな つんく歌謡。武道館アフタートークイベントでも言っていたが、情感バリバリに歌い上げる落ちサビが◎
<アイドル楽曲大賞2016>
■メジャーアイドル楽曲部門
◎1位 青・蒼・碧 / pax puella (3.0)
アレンジがもうちょい いけそうな感じはするが、それを全然気にさせないほど圧倒的に良曲。振りも良い。
○2位 DECORATION / ももいろクローバーZ
ももクロの2枚同時発売アルバム後1発目のシングル曲。若干黒いノリなファンクナンバー。メロディの種類も豊富で聴いていて楽しい。アレンジ、音造りからまるっとメジャー感しかしないが、むしろそれがいい。相変わらずきちんと聴けるものを作ってくるももクロ運営のさすがさ。
○3位 わたくしのスタイル <Live Version> / バクステ外神田一丁目 (2.0)
つんくx平田祥一郎のバクステ外神田一丁目のユニット?曲。ここ数年のつんく作品は、短調なのか長調なのかよく分からないメロディラインが多く中毒性が高い。この曲ならBメロ。いつのまにかサビが始まっていつの間にか終わっている得意のパターン。
○4位 ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL / チームしゃちほこ (2.5)
所謂、メジャーっぽい音。ももエビしゃちと完全にそれぞれの道を歩みだしてから短くないが、しゃちほこらしくオルタナティブな楽曲。ストーリーや各メンバーのキャラクターともマッチしてて◎
○5位 Speed of love / pax puella (1.5)
初期Berryz工房を思わせるようなイノセント。「蝉」的な。
https://www.youtube.com/watch?v=Gf9vlIrqNb8#t=4m15s
■次点 (メジャー部門)
こちらは投票とは無関係ですが、個人的にランクインさせたかったけど惜しくも5位以内から漏れてしまった楽曲。
○ WE ARE BORN / ももいろクローバーZ
こちらも。実は今年出たアルバムは2枚ともアルバムは嫌いじゃなかったです。
■インディーズ/地方アイドル楽曲部門
◎1位 友情のPlanet / マジェスティックセブン (3.0)
インディと位置付けていいのかわからないが、こちらにあったので納得の1位。オケの完成度がメジャー盤なのはあきらか。スタダなのでお金かかってて当然なのかもだけど。90年代末期のユニット楽曲感あって満点。
○2位 GAME / WHY@DOLL (2.5)
アルバム収録の「シグナル」があれば圧倒的に1位だったのだが、無いのでアルバムから「GAME」を。この楽曲なら2位かなぁと。
○3位 ドキッ! こういうのが恋なの? / AIS (2.0)
つんく曲。デビュー盤でこの曲を持ってくる感覚はすごい。ショートチューンだが、曲の濃度が濃すぎて超ギタかと思った。
○4位 ストロー / 963 (1.5)
イントロから圧勝。
○5位 トラベラーズ・ハイ / アイドルネッサンス (1.0)
この曲があったのでアイドルネッサンスの夏が楽しくなりました。
■アルバム部門
◎1位 『Gemini』 / WHY@DOLL (4.0)
5点満点にしたいくらい全曲素晴らしい。
アルバムとしてのバランスも最高。今年一番再生したアイドルアルバム。
○2位 『アワー・ソングス』 / アイドルネッサンス (1.5)
初期からの活動を総括するのには必要不可欠な内容。楽曲群も良い。
○3位 3B junior ファースト・アルバム 2016』 / 3Bjunior『 (0.5)
さすがのメジャー事務所の音盤という感じの佳曲揃い。
と、いった感じで、ざっと2016年にリリースされたアイドルソングを選んできたわけですが、個人的には、エントリー外の状態なので選べなかった、AISの「こいしょ!!!(おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!カバー)」がダントツで今年イチの楽曲だったように思う。
こいしょ!!! (おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!) / AIS
地上から半地下、地下まで聞けた年だったようにも思いますが、上半期はわりとハロプロ一色だったので、なかなかほかの情報に疎かった。
楽曲と言えば他にも、sora tob sakanaやフィロソフィーのダンス、amiinA、RYUTist、などのアルバムもあって、もちろん良い曲がたくさん揃っていたのですが、個人的ないろんな条件と言っては変ですが、自分の中であくまで「アイドルソング」であってほしいので投票から漏れてしまってます。
(フィロソフィーのダンスやsora tob sakanaのアルバムは、素晴らしかった)
それでもやっぱり僕は曲が良くないと楽しめないので、こうやって楽曲についてあーだこーだ言い合えるイベントや機会があるのは素晴らしいと思います。曲、歌詞、パフォーマンス、ルックス、ストーリー、ファン自身の思い入れ、アイドル楽曲は、楽曲以外の部分がいろいろと混ざり合って総合的な価値が決まっていくのがやっぱり最高に面白い。「どういうものを良曲というか」なんて人によるので、あくまでこれは順位をつけるわけではなく、みんなであーだこーだと語り合うための順位つけだと思っています。来年もたくさんの良曲が聴けますように。
<参考>
ハロプロ楽曲大賞2015投票内容
(楽曲部門)
1.Say! Hello! / ハロプロ研修生
2.CHOICE & CHANCE / Juice=Juice
3.生まれたてのbaby love / Juice=Juice
4.女の園 / ハロプロ研修生
5.チクタク 私の旬 / Juice=Juice