ドラマ『サイコだけど大丈夫』過去においては、見えなかった気持ち | 塔を くぐる

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ドラマ、アート。

Netflix配信ドラマ『サイコだけど大丈夫』。

 

全16話ですが、7話辺りで

一旦ストーリーが区切られているように

感じます。

 

※以下は7話目までの一部をネタバレ

 

 

 

 

 

 

 

7話目では、

病院の保護司であるガンテ(キム・スヒョン演)が、

童話作家スヒョン(ソ・イェジ演)の髪を切ってあげます。

 

これは、7話の最後のシーンです。

ーなぜ切ってあげたか。

 

 

 

 

それまでのエピソードで

綴られているのは、

 

スヒョンは、母から束縛をされ

歪んだ愛情を受けて育ったこと。

 

母が居なくなった今も

過去の記憶に苦しみ、

悪夢を見続けるスヒョン。

 

 

 

ガンテの勤務先の精神病院で

童話講師を務めるスヒョンは、

 

過去に娘を亡くした

女性患者ウンジャ(ペ・ヘソン)に、

あたかもスヒョンの母であるかのように

振る舞われます。

 

 

ウンジャは、未だ

娘の死を受け止め切れていません。

 

 

ウンジャの「母さん」という言葉に

過剰反応したスヒョンが

すでに母が亡くなっていることを告げると、

ウンジャは気を失い、倒れます。

 

 

そして、監視カメラが

その映像を捉えたことから、

スヒョンの授業は、中止になります。

 

 

 

 

 

その後、

ベッドで目覚めたウンジャは、

 

娘が亡くなった当時のことを

詳細に、話し始め

 

自身の境遇を、受け止め始めます。

 

 

 

 

その後

ウンジャと鉢合わせたスヒョンは、

講師をクビになったことへの対価を

ウンジャに要求します。

 

スヒョンは、ウンジャが纏うファーに目を付け、

譲るよう要求しますが、

 

そのファーは、ウンジャが

生前の娘から貰ったプレゼントでした。

 

 

その場面に立ち会ったガンテは、

2人のやりとりに、注意します。

 

 

 

結局、ウンジャは、

ファーをスヒョンに譲ることに。

 

満足そうに受け取ったスヒョンは、

颯爽と立ち去ります。

 

 

 

 

「肩が軽くなった」

ガンテに話すウンジャ。

 

 

娘の前で、素直に

プレゼントを喜べなかったことを

後悔していたウンジャでしたが

 

その思いから

解放されたかのような表情を見せます。

 

 

 

 

スヒョンもまた

記憶の中の母の存在に、

苦しんでいます。

 

 

しかし

母と過ごした屋敷の中で、ガンテに

長年伸ばしていた髪を

切ってもらいます。

 

 

 

それにより、

母との重い繋がりを断ち切ります。

 

 

 

 

 

ガンテに「綺麗だ」と言われ、

爽やかな、笑顔を見せるスヒョン。

 

 

ガンテはガンテで、

自閉症である兄よりも

自分が構ってもらえなかったという

悲しい、記憶がありましたが、

 

 

兄の言葉によって、

じつは母から愛されていたことを知り

 

「母さんに会いたい」と

涙を、流しています。

 

 

 

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