嫌な季節 | けんぢの出来心すらすら

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秋田在住釣りバカ親父の日記
日常を悪気なくすらすら~と綴っています。
もしよかったら見てたんせ~!!

秋田市もインフルエンザ大流行中。
仕事柄、毎日ビビりながら働いてます。
皆様御自愛下さいm(__)m



自分は、風邪には恐ろしく弱いが、インフルエンザ&ノロウィルス等にはめっぽう強いようで、仕事柄、患者様に接することが多いのですが、未だかかったことがありません。

思えば…

親が農家のため幼少期に、人里離れた集落に、主に春と秋に隔離されてました。
住民は数人の老人、友達もいない、ゲームもない、喉が渇けば山の水を飲み、おやつは干し芋とか干し餅とかアケビや栗、店もない、自販機すらもない、親父もおふくろもじいちゃんもばーちゃんも誰も遊んでくれない。目の前の川で釣りをするしか遊びがなく、田んぼに行けばひたすら手伝い。
確か小学校2年生には運搬車を動かして米を運んでいた記憶がある…

で、問題は、じーちゃんの存在。

クソ頑固で無口、気性が荒くとにかく怒る。
嫌だったことをあげるとキリがないが、特に嫌だったのは…

風呂!

43~45℃はあろうかとゆー熱湯風呂に、毎日強制的に一番風呂でぶちこまれる。

朝に必ず湯呑み茶碗1杯の濃いセンブリ茶を飲まされること。

思い返せば数ありすぎて意識消失しそうだが、子供ながらついていこうと必死だったようだ(記憶が途中でなかったり、不自然な繋がりをするものが多々あるがこれはなんだ…)

まぁ、そんな幼少期に自分は、よく腹痛をおこしてました。
激痛、嘔吐、下痢、発熱…
大体、そんな時は、這って畑にいるばーちゃんを呼びに行ったり、土間でひっくり反ったり、居間で丸まってブルブルしてるとこにばーちゃんが来たり、ばーちゃんが看病してくれました。おふくろに看病してもらった記憶がまるでないのでばーちゃんだと思います(-_-;)

で、ばーちゃんによく言われたのが

『この子は、本当によく腹を病む。腹に虫がいるんだなぁ。』

思えば恐ろしい言葉です…

同じ日本だぞ!信じられるかティーンな諸君!経済大国リッチな日本も、今から30年前の超田舎のガキンチョは、保護者がこんな見解でも、病院行くこともなく逞しく生きていたんだ!

くぅぅ(T_T)

なぜこんなに頻繁に腹痛が起こっていたのか…
そんな幼少期の謎が2人の友人の犠牲によって解決したのは今から10年位前のこと。いやもっと前かなぁ。

あの日は、確か友人がドラムのスネアとシンバルスタンドが欲しいとかで、山家にドラムセットを置いていたので3人で取りに行ったんだと思う。

途中、
昔からじーちゃんとよく水を飲んでいた湧き水のとこに寄り水を飲んだ。
じーちゃんに教えてもらった水飲み場は複数あります。

じーちゃんの、『ここの湧き水は山の清水だ!体にいいからいっぱい飲め!』を受け売りで友人達に伝え、みんなで『やっぱ山の水はうめーなー』とかって飲みました。

翌日…
オレなんともないのに、友人2人が感染性胃腸炎に…

まぁ、ちょっと大変だったみたいですが、2人とも生きます!!

この結果を踏まえ、あぁ、なるほどなと気付きました。

その数ヵ所ある水飲み場全部。

山の山頂付近で湧いた水が、山の斜面を流れてきたのを汲んで飲んでたんですよ。
湧いたとこからパイプを通るのではなく、野ざらしの草とか這えてるとこを通って。

湧いて流れてくる途中に動物の糞尿、死骸なんかがあったとしたら…

((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

で、

問題は、


なぜオレはかからない( ̄▽ ̄;)


それではまた~